GWに出かける前にチェック!iPhoneの写真管理の基本をおさらい
特にわかりにくいのが、iPhoneの写真の管理だ。「撮ったはずなのに、あの写真がない!」なんてことがないように、iPhoneの写真の管理をおさらいしておこう。
◎フォトストリームとカメラロールの基本
ホーム画面から「写真」を起動すると、「アルバム」画面が開く。すると、「カメラロール」と「自分のフォトストリーム」が表示されるはずだ。
iCloudを使って写真を同期するようにしている場合は、iCloud上にアップロードされている写真が「自分のフォトストリーム」に表示される。
フォトストリーム」は、自動的に1000枚までの上限で保存される。1000枚を越えると古いものから順に削除されていく。つまり、完全なアーカイブ場所ではないのだ。
フォトストリームは、MacやiPadなど異なるデバイスから、あるいは誰かと写真を共有したい場合にアクセスしやすいという仕組みだ。
一方「カメラロール」は、「アルバム」の中の基本になるものだ。アルバムは、好きな名前で追加ができる、
作成したアルバムに移動しても、写真ファイルがカメラロールから移動するわけではない。アクセスできる入り口が、アルバムの数だけ、複数に増えたという感じだ。
当然、自分で追加したアルバム中のファイルの操作は、実ファイルには影響しない。
たとえば、
アルバムから開いたファイルを選択し「削除」すると、そのアルバムから削除されたことになるだけだ。
ただし、「お気に入り」や「ビデオ」といった、自分で作成したアルバム以外の場では、「削除」した場合は、実ファイルへの操作となるので注意が必要だ。
ちなみに、iOS 8では写真やビデオの削除に猶予が与えられるようになっている。
削除した写真やビデオは「最近削除した項目」に表示され、一定の期間であれば復元できるようになった。削除されるまでの日数は30日。
うっかり削除を防ぐことができるのでうれしい反面、容量を減らそうとビデオや写真の削除を繰り返しても、完全に削除されるまで30日かかるということになる。
つまり、単に削除を実行しただけでは、 iPhone本体メモリの容量解放にはつながらない。完全に削除するためには、「最近削除した項目」内で再度、削除することが必要だ。
◎MacのiPhotoの操作
さらに混乱するのがMacでのiPhotoだ。
自動で読み込む設定にしていると(おそらくデフォルトなのだろうと思われる)場合、iPhoneを接続すると、またiCloudと同期し、自動で「イベント」、「写真」、「撮影地」にダウンロードする。
何がイベントかというと、基本的には日で設定される。なお、その間隔は「環境設定」で選択可能だ。イベントは事後に自分で作成することもできるようだが、ただ、これはどうなのだろう。
わざわざイベントを作成して写真を振り分けるなら、アルバムでもよいのではないかと思う。
それはさておき、iPhotoのやたらと親切な表示(iPhotoの左側にはイベントやアルバムや最近の項目などが表示され、そのそれぞれで同じ写真が表示されることになる)が、ときに混乱を誘発する、
しかしこれも、「アクセスできる入り口」が複数表示されているだけなのだ。
写真データが重複して取り込まれているわけではない(その取り込み操作の結果同じ写真が重複してしまう場合はその旨警告される)ので、安心してほしい。
iPhotoでは管理しにくいという場合、写真の実データを直接フォルダで管理するのもよい方法だ。
iPhoto上で何か写真を選択して、「ファイル」→「Finderに表示」で実データにアクセスすることができる。「ピクチャ/iPhoto Library.photolibrary/Masters」フォルダ下にイベントごとに管理されている。
せっかく撮影した写真なのだ。なるべく「わからないけど(わからないうちに)なくなった」ということにならないようにしたい。
大内孝子
