経済産業省は2020年度から人の運転操作が不要な「完全自動運転車」を活用したMaaS(乗り物のサービス化)の実証事業に乗り出す。全国の自治体や交通事業者から商用化を想定したプロジェクトを募り安全性や有効性等を検証する。地方を中心にドライバー不足が深刻化し、公共交通機関の維持・確保が課題になっている。実証事業を通じ、ドライバー不在で走行できる完全自動運転車を使ったMaaSの社会実装を後押しする。