「裸足になって踊るダンスがありました。私は足の指も欠損しているため、それを全校生徒に知られるのが嫌で、体育の担当教諭に相談しました。しかし『あなただけが靴下を履いていたら、逆に目立つ』と言われて学年全員の前で裸足で踊ることを強要されました。ちなみに当時のダンスに使われていた曲は麻倉未稀 さんの『What a feeling〜Frashdance〜』でした。つい昨年、私は乳がんを患い、手術前にその麻倉さんとSNSでつながることができました。当時は苦しい思い出だったその曲が、私の生きる勇気に変わったことは面白い因果だなと思います」