2年間にわたって自警団員が携帯通信電波をジャミングしていた理由とは?

By Oscar Anton
通信電波やレーダーを妨害することは「ジャミング」と呼ばれる行為であり、多くの国で違法行為とみなされます。そんなジャミング行為を、フロリダ州で2年間にわたって行い続けた男性が逮捕されました。なぜ男性がジャミングを行っていたのか?ということが報道されています。
FCC: Seffner man used cellphone jammer
http://tbo.com/news/business/fcc-seffner-man-was-using-cell-phone-jammer-20140429/

A Florida Resident Drove Around with a Cellphone Jammer for Two Years Before Being Caught
https://www.yahoo.com/tech/a-florida-resident-drove-around-with-a-cellphone-jammer-84369099229.html

自動車運転中の携帯電話やスマートフォンによる通話・メールは危険を招く恐れがあり、多くの国で法律によって禁止されています。アメリカの多くの州でも運転中の携帯電話の使用に罰則が設けられていますが、フロリダ州の州法では禁止されていません。そんな事態を自らの手で解決しようと考えた60歳の男性ハンフリース自警団員は通勤時にジャマーを持ち運び、16〜24か月にわたって携帯電話の電波を妨害し続けていたとのこと。

By Tim Caynes
広範囲の通信妨害は、緊急時に救急車を呼ぶことができないといった危険を招く可能性があるため、法律で厳しく取り締まられています。ハンフリース自警団員の所持していたジャミング装置のメーカーや有効範囲などは明らかになっていませんが、例えば違法に販売されている「TRJ-89」というジャマーは周囲半径5マイル(8km)の電波を遮断することが可能とのこと。ハンフリース自警団員は「運転中の携帯電話の使用をやめさせるためにジャミングを行っていた」と悪意はなかった旨を供述していますが、連邦法で禁止されているジャミング装置を所持していたとして、4万8000ドル(約490万円)の罰金が科されています。
