中国国営通信の新華社は11日、韓国人が長崎県・対馬にある自衛隊基地周辺の不動産を購入していることについて、「日本の一部政治家や右翼団体は、韓国側のスパイ活動ではないかとの疑問を抱いている」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国国営通信の新華社は11日、韓国人が長崎県・対馬にある自衛隊基地周辺の不動産を購入していることについて、「日本の一部政治家や右翼団体は、韓国側のスパイ活動ではないかとの疑問を抱いている」と報じた。

 朝鮮半島と九州の間に浮かぶ長崎県・対馬は面積が約700平方キロメートル、人口が約3万6000人の島だ。韓国からは約50キロメートルしか離れていない対馬には、海上自衛隊の基地があり、対馬海峡の監視などの任務を行っている。

 1999年に対馬韓国・釜山(プサン)を結ぶ高速船による国際航路が開設されて以来、対馬を訪れる韓国人客は増加の一途をたどっており、2013年には過去最高の18万人に達した。対馬を訪れる韓国人客が増えるにつれて、対馬不動産を購入する韓国人も増えている。

 報道によれば、08年6月に海上自衛隊基地の近隣に韓国人が経営する宿泊施設がオープンした。60〜70人の収容が可能な同宿泊施設は13年には約7000人が利用し、その大半は韓国人客だったという。

 韓国人による最初の宿泊施設がオープンして以来、自衛隊基地の周辺にはさらに2つの宿泊施設がオープンした。また、基地周辺の空き地を購入した韓国企業もあるという。

  記事は、「自衛隊基地が韓国人によって包囲されたことが一部の政治家と右翼団体の間で疑惑を招いている」とし、韓国人が経営する宿泊施設はオープン以来、「国会議員による実地調査や右翼団体による抗議を何度も受けている」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)