中国がロシア製潜水艦の調達を計画、日米海軍に対抗か
ロシアの軍事関連サイトは4日、4隻のアムール型潜水艦の調達計画について、中国がロシアと協議中だと伝えた。消息筋によると、うち2隻はロシアで建造され、残りの2隻は中国企業がロシアから提供された技術に基づき生産を担当する。中国がロシアから新型の677E型(アムール型)ディーゼル潜水艦を購入する目的は、関連技術の獲得であり、潜水艦そのものではない。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
中ロの合意内容が実行に移されれば、中国の通常動力潜水艦は静音能力で画期的な進展を実現し、中国は近い将来、原子力潜水艦を建造し、静音能力を大幅に向上させるだろう。これらの静音潜水艦が作戦配備された場合、日米豪海軍のアジアにおける対潜網は、巨大な圧力に直面することになる。
アムール型が南シナ海に配備された場合、東南アジア諸国がこぞって導入している通常動力潜水艦は中国と対抗することが不可能になる。例えばベトナムが現在導入している6隻のVarshavyanka型は先進的ではあるが、アムール型には遠く及ばない。中国は4隻のみを調達する予定だが、ベトナムの6隻に対応することは十分可能だ。
しかし中国がアムール型を南シナ海に配備することはなく、より重要な海域でその能力を発揮させるだろう。例えばアムール型を東シナ海に配備すれば、日本の先進的な通常動力潜水艦や、米国が中国近海に配備している艦艇の深刻な脅威になる可能性もある。(編集担当:米原裕子)
