NECは7日、オフィスのパソコンの消費電力削減を実現する省エネオフィスサービス「エネパルPC」を、常時稼動が必要なシステム監視用やコールセンター用など同サービスの導入が業務上困難なパソコンを除く自社内のデスクトップパソコン約2万4000台全台に導入したと発表した。

 NECでは同サービス導入前と比較して、平均20%のパソコン消費電力削減、杉の木約2万6000本分に相当する年間365トンの二酸化炭素(CO2)排出量削減を見込んでいる。

 「エネパルPC」は、オフィス内のパソコンの消費電力量、CO2排出量などを見える化し、複数のパソコンの利用状況を一元的に管理するサービス。利用者毎の行動パターンを学習し、パソコンの消費電力を自動的にコントロールすることが可能。また、部や課などの単位でCO2/消費電力削減の目標設定と進捗管理が可能であり、社員の環境意識を高めることができる。さらに、NECのデータセンターを活用したSaaS型で提供するため、顧客は自身でサーバを持つ必要がなく、初期投資を抑えることが可能。

 NECは、「エネパルPC」を2009年11月から販売開始すると共に、消費電力削減効果の大きなデスクトップパソコンを対象として、2010年6月のNEC府中事業場への導入を皮切りに自社拠点への同サービスの導入を進めてきた。今後も自社の電力使用量抑制およびCO2排出削減に向けて、オフィスや生産拠点におけるICTを利用したエネルギー使用量の見える化・制御などに取り組んでいく方針。