西武に敗れ引き揚げる橋上監督代行(左)(14日)=片岡航希撮影

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 西武1−0巨人(交流戦=14日)――西武が交流戦全カードで勝ち越した。

 五回に石井のソロで先制し、継投で1点を守り切った。ワイナンスが七回途中無失点で2勝目。巨人は終盤の好機を生かせず。

 最少失点で耐えた投手陣を、巨人打線は最後まで援護できなかった。西武の先発右腕ワイナンスを攻略できず、カード初戦に続く零封負け。交流戦を締めくくる3連戦で計2得点にとどまった。

 145キロに満たないが、球速帯が近い直球とツーシームを内外に散らされ、ブレーキの利いたチェンジアップにはバットが空を切った。ワイナンスに「変化球を待っていた打者の裏をかけた」と散発4安打に抑え込まれ、七回途中からの継投で逃げ切られた。

 連勝を伸ばしていた6月上旬、橋上監督代行が「懸案事項」としたのが、3番打者だった。試合前時点の打順別打率は、投手も打席に入る9番を除いて最低の1割9分8厘で、上位打線がつながらない要因となっていた。

 最近は対戦投手や選手の状態を見極めながら、岸田、ティマ、坂本らを代わる代わる起用してきたが、好循環は長続きしない。この日、3番を務めた丸は4打数無安打。1番浦田、2番松本がともに2安打だけに、丸も「全然打てず、役に立っていない」と責任を感じている様子だった。

 巨人は交流戦を10勝6敗2分けで終えた。セ・リーグ球団で唯一勝ち越し、リーグ3位から首位に浮上。投手陣の奮闘や足を絡めた攻撃を収穫に挙げた橋上監督代行は、こう付け加えた。「もうちょっと活発に打てれば言うことなしだった。それぞれ課題は見つかったと思うので、打撃の向上を目指してもらいたい」。リーグ戦再開後、浮沈を左右するカギになりそうだ。(平山一有)

 巨人・橋上監督代行「(交流戦は)色々な面で収穫があった。(リーグ戦再開に向け)本当の戦いはこれからなので、しっかり準備をして、また元気で会おうと(選手に)話した」