元SKE48・古畑奈和

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 2011年にSKE48の5期生としてデビューしてから今年で15周年を迎え、9月には30歳という節目も迎える古畑奈和。このアニバーサリーイヤーにおいても、彼女はグラビアでの表現に強い意欲を見せる。発売中のグラビアムック『PARADE2026春号』の撮影後に、グラビアへの思い、そして超ポジティブ思考と意外な腹筋トレーニング法について語った。

【写真】元SKE48・古畑奈和 お気に入りだという「水着の上にジャケット」写真を含めた撮り下ろしショット

──古畑さんは今年11月で芸能生活15周年を迎えます。デビューは中学3年生でしたね。

 本当にあっという間だったな、って。「えっ? もう15年!?」と自分でも驚いています。同時に、一年一年を必死に頑張ってきた積み重ねが今につながっているんだなと、感慨深い気持ちにもなります。そして、幼い頃の自分が必死に頑張ってきてくれたから今の私があるので、「今の私がもっと頑張らないと当時の自分に申し訳ないな」という気持ちもあります。夢を持って飛び込んだ当時の私が「この世界を選んでよかった」と心から思えるように、今この瞬間を精一杯頑張りたいです。

──過去の自分が諦めなかったからこそ、今がある。その重みを感じているのですね。

 そうですね。もちろん大変なこともありましたが、それも含めてこの仕事をしていなければ得られなかったものだと思うと、すべてが愛おしくて幸せなことだなって感じます。自分の本当にやりたいことで悩めている状況って、すごく贅沢で幸せなことですよね。だから、過去を振り返っても「あの頃は苦しかった」とは思いません。そもそも当時の私も「この悩みって最高じゃない?」とポジティブに考えていましたから(笑)。今、俳優として壁にぶつかることもありますが、悩みは前に進むきっかけでもあるので、トータルで見れば私はやっぱり幸せだと思います。

──古畑さんはアイドル時代から今に至るまで、グラビアでも長く活躍されています。

 私はもともとグラビアのお仕事が大好き。初めて挑戦したときに「楽しい!」と感じて、以来ずっと「グラビアのお仕事がしたいです!」と言い続けてきました。今もこうしてコンスタントに続けられているのは本当にうれしいです。

──10代と今を比べると、グラビアにおいて見せたいものや求められるものも変化したと思います。

 確かに年齢を重ねるごとに、着る衣装や色味、デザインも変わっていきました。そしてグラビアの現場って、私のその時々の状態をくみ取ってくれる温かさがあると感じています。私はこれまで髪をショートカットにしてかっこいいスタイルにしたり、逆にかわいい系に寄せたり、時期によって好きな方向性がバラバラだったんですけど、スタッフの皆さんはそんな私に合わせたテーマを毎回提示してくださるんです。

──古畑さんの「今」を、グラビアという仕事がずっと残してくれたんですね。

 はい。だから「今の自分を残す」とか「成長の過程を記録する」といった感覚も大きいです。もっとも、グラビアは読者の方に手に取っていただく商品なので、自分が楽しむだけではなく、読者の方に「かわいいな」「素敵だな」と思っていただきたいですし、これからもそう思っていただける作品を作り続けられたらいいなと思っています。

──さまざまなスタイルの変遷を経て、今はどのように見られたいという気持ちが強いですか?

 年相応に「大人だなぁ」と感じてもらえたらうれしいですね。中でも特に、長く応援してくださっている方々にはグラビアを通して私の成長を感じていただきたいです。

──古畑さんがデビューした中学3年の頃からずっと応援してくれているファンもいるんですよね。

 はい、本当にありがたいことです。ずっと支えてくれている方もいらっしゃいますし、また最近新しく私を知って応援してくれている方もいて。それぞれのタイミングで私に出会って好きになってもらえるというのは幸せだなと感じます。

──ちなみに、最近ファンの方と直接お会いする機会はどのような形が多いのでしょうか?

 作品を出した際のお渡し会やファンクラブでのイベントなどがメインですね。グループ時代と比べると会える機会は少なくなってしまいましたが、それでも「日程が取れたら絶対にやるぞ!」と心に決めています。皆さんの応援が励みになるので、これからも交流は大切にしていきたいです。

「水着の上にジャケット」がお気に入り

──さて、今回の『PARADE』の撮影の感想は?

 雨が降るかもしれないという予報だったので少し心配していたのですが、無事に晴れてくれて。晴天のおかげで光と影のコントラストがパキッと出た、素敵な写真を撮っていただけました。いわゆる「グラビアらしいグラビア」に加えて、独特な世界観を持つ作品のような雰囲気もあり、私自身もすごく楽しみながら臨めました。スタッフの皆さんと一緒に「どこの光が一番きれいか」を探りながら進めていくのも面白かったです。

──撮影中、作る面白さを感じていたんですね。

 はい。おかげで、大人っぽい表情から無邪気な姿まで、いろいろな自分を表現することができました。とても手応えを感じています。個人的には、水着の上にかっこいいジャケットを羽織って、さらに靴下と靴を合わせるというスタイルでの撮影が気に入っています。その撮影のときに腹筋を褒めていただけたのもうれしかったです。

──腹筋は日頃から鍛えているのですか?

 いえ、決して筋トレを頑張っているつもりは全然なくて。日常の中でできることを少しずつやっている程度です。ストイックに追い込むよりも、長く続けられるペースを大切にしたいなと思っているので。例えば1日15回だけスクワットをするとか、ふとした瞬間に腹筋をするとか、本当にそれくらい。あとはゲームをしているときかな? 私、ポケモンが大好きでよく遊ぶんですけど、モンスターボールを投げてポケモンを捕まえる瞬間、思わず「捕まれ、捕まれ!」ってお腹にギュッと力が入るんですよ。それの積み重ねが腹筋に効いているのかもしれません(笑)。

──では、今後の活動のビジョンは?

 お芝居もグラビアも、さらにもっと素敵なものに出会いたいという気持ちが強いです。楽しいと思えるお仕事をすると、「次はどんな楽しいことが待っているんだろう!」とワクワクして、早く次のお仕事がしたくなるんです。楽しいと思うたびにお仕事が好きになり、またやりたくなる……そんな良い循環の中に今はいられる気がします。

──古畑さんは現在29歳。そして今年9月には節目となる誕生日を迎えます。

 まずは今の29歳をしっかり楽しみたいです。そして、素敵な30代になりたいという思いもあります。大人としての魅力を身につけて、深みのある人間になりたい。もし周りで誰かが困っていたり心が折れそうになっていたりしたときに、そっと支えられる人になりたいです。今年は15周年と30歳という、私にとって特別なことが重なる年。大きな節目になると思うので、健康面も意識しつつお仕事に対して前向きに取り組んでいきたいです。

──健康面も気にしているんですね。

 気にしますよー! 最近、階段がきつくなってきて(笑)。大好きなこのお仕事を長く続けたいので、体のケアも怠らずに頑張ります。

【プロフィール】
古畑奈和(ふるはた・なお)/1996年9月15日生まれ、愛知県出身。身長160cm。2011年にSKE48第5期生として加入。AKB48の兼任メンバーも務め、2022年9月に卒業。NHK連続テレビ小説『虎に翼』出演など、俳優としても活躍。セカンド写真集『知らない私』が発売中。
公式X:@alto_nao
公式Instagram:@nao_furuhata

撮影/笠井爾示
取材・文/左藤 豊

PARADEデジタルフォトブック『古畑奈和 The Brightest Daylight』が各電子書店で発売中