2033年の伊勢神宮の式年遷宮でご神体を新しい社殿に移す「遷御」の際に、御神体を納める器の御用材を伐り出す「仮御樋代木伐採式(かりみひしろぎばっさいしき)」が17日、長野県上松町の国有林で営まれました。

今回伐り出された「仮御樋代木」は、2033年の伊勢神宮式年遷宮でご神体を新しい社殿に移す「遷御」の際に御神体を納める器になる重要な御用材です。

仮御樋代木伐採式には、伊勢神宮の久邇朝尊大宮司をはじめ全国の神社関係者ら約150人が参列しました。

作業の安全を祈念して祝詞(のりと)が奏上された後、杣夫(そまふ)と呼ばれる地元の林業関係者らが、樹齢約300年、高さ26メートル、直径60センチのヒノキに3方向から斧を入れる伝統技術「三ツ紐伐り(みつひもぎり)」で、約1時間かけて無事、伐り倒しました。

去年6月の御杣始祭から始まった、次の式年遷宮に伴う木曽での御用材伐採の祭事は今回で終了しました。