父への借金返済できず うその強盗被害 警察に検問させ業務妨害 女が起訴内容認める
山形県上山市で去年年12月、自宅に押し入った男に現金の入った財布を奪われたとうその被害を訴え、警察の業務を妨害した罪に問われた女の初公判が15日、山形地方裁判所で行われ、検察は拘禁刑1年を求刑し、即日結審しました。
偽計業務妨害の罪に問われているのは、上山市高野の無職の女(24)です。
女は去年12月1日、「自宅に入り込んだ泥棒から殴られ現金が入った財布を奪われた」などとうその被害を訴え、警察に大規模な検問を行わせるなどして業務を妨害した罪に問われています。
15日の初公判で、女は「間違いないです」と罪を認め、動機について、「父親への借金5万円を期日までに返済できなくなりうそをついた」と供述しました。
女は、3年ほど前からお金に困るようになり、父親のほかにも消費者金融などからあわせて数十万円の借金があったということです。また、うその通報からおよそ3か月間事実を認めなかったことに関しては、「あとに引けなくなりうそをつき続けた」と述べていました。
裁判は15日結審し、検察は「うその被害を訴えた後長期にわたって事実を認めず、警察の正常な業務を妨害したことは重大である」として拘禁刑1年を求刑。一方、弁護側は「被告の犯行は思い付きで無計画であり警察の業務を妨害する意図はなかった」として執行猶予付きの判決を求めました。
判決は、6月3日に言い渡される予定です。
