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ポテトチップスのパッケージが白黒になることが決まるなど、私たちの身近なところで中東情勢の影響が、広がりつつあります。そんな中、高市首相は12日、今月は石油の国家備蓄放出を行わないことを発表しました。

■全14商品が“白黒パッケージ”に変更へ

なじみのある色鮮やかなパッケージが、白黒に。およそ50年描かれた、大手菓子メーカー「カルビー」のキャラクターも主要商品から消えました。その理由は…。

カルビー
中東情勢の緊迫化に伴う一部原材料の調達不安定化を受け、当面の対応策としてパッケージに使用する印刷インクの色数を、従来仕様から2色に変更し、順次切り替えて販売いたします」

パッケージに使われるインクなどは、「ナフサ」が原料で、調達が不安定になっているといいます。サイズ違いを含め、全14商品が“白黒パッケージ”に変更するといい、今月25日の週から店頭で順次、切り替えていくということです。

「日清製粉ウェルナ」で人気製品のスパゲティ。1束ずつ束ねるテープに書かれた文字が、無地に。テープに使うインクの調達が不安定になっているといいます。

そばやうどんなどの乾麺も無地のテープに変更予定で、早ければ今月から市場に流れる見通しだということです。

■政府は「ナフサ」確保を強調も…ゴミ袋は品薄

ただ、政府は「ナフサ」は確保できていると強調します。

高市首相
「インクの原料について前年実績での供給が可能であることを確認できております」

また、高市首相は、12日の中東情勢に関する関係閣僚会議で、「代替調達」によって、来月までに必要な原油は確保できているとして、国家備蓄の放出を今月は行わない方針を示しました。

ただ、身近な生活必需品に影響は出ています。

静岡県裾野市のスーパーに売られていたのは、地域の指定ゴミ袋。

スーパーの副店長
「今ここにあるだけで在庫がない状態になっている」

在庫が品薄になっていることを受け、購入数を制限する張り紙が…。ただ、裾野市は製造はできているとしていて、過度な買いだめをしないよう呼びかけています。

■「保冷剤」有料に? 客に持参呼びかけ

色とりどりのケーキやジェラートを販売する洋菓子店。ケーキを乾燥から守るためにかかせないというフィルムに影響が出ていました。

洋菓子店オーナー
「4月に注文したときに(業者が)『もうないです』って」

本来、こちらの店で扱うフィルムは4種類ですが、来月には、1種類のみになるといいます。

洋菓子店オーナー
「ケーキの大きさ・形を(フィルムに)合わせる工夫をしていかなければならない」

また、今月からカップなどのプラスチック製品が3割ほど値上がりしたため、店の商品を値上げすることも考えているといいます。さらに…。

洋菓子店オーナー
「保冷剤が一番なくなるかもしれないので」

品質を保つためにかかせない「保冷剤」。今後、在庫が少なくなる懸念から「保冷剤」を有料にすることを検討していて、客に持参することを呼びかけているといいます。

洋菓子店オーナー
「これから本当に暑くなって。困ったしかいえない。逆にどうしてたらいいのかなって不安」

(5月12日放送『news zero』より)