築20年の家を売るなら、「仲介」と「買取」では価格や売れるまでの期間はどれくらい違うのでしょうか?

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築20年ほどの家を売却しようと考えたとき、「仲介」と「買取」のどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。できるだけ高く売りたい一方で、早く現金化したいという希望もあるはずです。   本記事では、仲介と買取の価格差や売却期間の目安を解説し、それぞれの特徴を踏まえた選び方のポイントを紹介します。

仲介と買取の違いとは? 基本的な仕組みを理解する

不動産の売却方法には大きく分けて「仲介」と「買取」があります。仲介は、不動産会社が売主と買主の間に入り、買主を探して売買を仲介する方法です。市場に物件を出し、購入希望者と条件を交渉しながら売却を進めます。そのため、市場価格に近い金額で売れる可能性があります。
一方、買取は不動産会社が直接物件を買い取る方法です。買主を探す必要がないため、手続きがスムーズに進みやすく、短期間で現金化できるのが特徴です。ただし、不動産会社は買い取った後に再販して利益を得るため、その分価格は市場より低くなる傾向があります。
このように、仲介は「高く売れる可能性があるが時間がかかる」、買取は「価格は下がるが早く売れる」という違いがあります。
 

築20年の家はどれくらいの価格差が出るのか

築20年の住宅は、新築と比べて価値が下がっているケースが多く、特に建物部分の評価は低くなりがちです。そのため、売却価格は土地の価値に大きく左右されます。
仲介の場合、周辺の相場に基づいた価格で売り出せるため、需要があれば比較的高値で売れる可能性があります。一方、買取の場合は一般的に仲介価格の7割から8割程度になることが多いとされています。たとえば、仲介で3000万円程度で売れると見込まれる物件であれば、買取では2100万円から2400万円程度になるイメージです。
価格が下がるのはデメリットに感じられますが、リフォームや修繕の必要がない点はメリットです。仲介では内覧に備えて修繕や清掃が必要になることがありますが、買取では物件の状態をそのままに売却できることが多く、追加の出費を抑えられる傾向があります。
 

売れるまでの期間はどのくらい違うのか

売却までの期間も大きな違いがあります。仲介の場合、買主が見つかるまでに時間がかかることがあります。一般的には3ヶ月から6ヶ月程度が目安とされていますが、立地や価格設定によってはそれ以上かかることもあります。売れない期間が長引くと、価格を下げる必要が出てくるため、結果的に想定より安くなる可能性もあります。
一方、買取は不動産会社が直接購入するため、一般的には1ヶ月程度で売却が完了することが多く、早ければ数日で完了するケースもあります。急いで現金が必要な場合や、住み替えのスケジュールが決まっている場合には大きなメリットです。ただし、スピードを優先する分、価格が下がる点は理解しておく必要があります。
 

状況に応じて最適な売却方法を選ぶことが大切

仲介と買取にはそれぞれメリットと注意点があります。できるだけ高く売りたい場合は仲介が適していますが、売却までに時間がかかる可能性があります。そのため、時間に余裕があり、多少の手間をかけられる人に向いています。
一方、買取は価格が低くなる傾向がありますが、短期間で確実に売却できる安心感があります。転勤や相続などで早く手放したい場合には有効な選択肢です。
迷った場合は、まず仲介で売り出し、一定期間で売れなければ買取に切り替える方法もあります。不動産会社に査定を依頼し、複数の提案を比較することで、自分に合った売却方法が見えてきます。築20年の家でも、状況に応じた選択をすることで、納得のいく売却を実現できるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー