兵庫県川西市を走る能勢電鉄は2026年4月29日(水・祝)、毎年恒例の「のせでんレールウェイフェスティバル2026」を能勢電鉄平野駅から徒歩約3分「平野車庫」で開催します。今年の最大の見どころは、製造から60年を超えた「1700系」最後の現役車両(1757編成)を使用した特別イベント電車の運行です。引退のときが迫っているレジェンド車両の姿を記録できる貴重な機会となります。
さらに、親子1セット800円という驚異的な安さの「デジタル1dayパス」の発売や、迫力満点の洗車体験など、鉄道ファンから家族連れまで「タイパ・コスパ」良くGWを満喫できる内容が充実。春の一日、昭和の名車と触れ合う特別な体験をご紹介します。

最後の1700系が主役!イベント電車「レールウェイ号」

今年の目玉は、なんといってもイベント電車「レールウェイ号」です。今回は「動く1700系歴史館」と題し、同社で最後の現役1700系として活躍を続ける1757編成車を使用します。車内には1700系の歴史を振り返る展示が行われるほか、お楽しみビンゴ大会などを開催。

運行は平野会場と日生中央駅を結ぶ特別ダイヤで、会場内混雑緩和のため、第1便は日生中央駅に集合。10:00発〜平野会場着。第2便、第3便は平野会場発着となります。途中、日生中央駅では約25分間の記念撮影会も予定されており、製造から60年を超えたレジェンド車両の姿をカメラに収める絶好のチャンスです。

イベント電車概要(※各回定員に達し次第終了)

大興奮の洗車体験やキッズ向けコーナーも充実

「のせでんレールウェイフェスティバル2026」イベント内容

レールウェイフェスティバル恒例の「洗車体験」も各回先着100名で開催されます。迫力満点の洗車機に車内から突入する体験は、大人も子供も大興奮間違いなし。また、小学生以下を対象とした「車掌体験」や「運転シミュレーション体験」「模擬運転台」など、本物の機器に触れられる体験コーナーも充実(一部抽選)。さらに、レールショップシーダー協力による「Gゲージジオラマ展示&運転体験」や「ミニ電車乗車会」など、小さなお子様連れのファミリーも一日中楽しめる内容となっています。

限定グッズやおトクな「のせでん1dayパス」も販売

物販コーナーでは、「Legend1700系グッズ」の新商品をはじめ、「茜音」「藍彩」導入1周年記念グッズなどを販売します。

「のせでん1dayパス〜茜音・藍彩1周年記念ver.〜」(画像:のせでん公式サイトより)

また、当日のご来場には、能勢電車全線が1日乗り放題になるデジタル乗車券「のせでん1dayパス〜茜音・藍彩1周年記念ver.〜」の利用がおすすめです。価格は大人1名・小児1名のセットで800円。例えば川西能勢口〜会場最寄りの平野駅を往復すると、大人260円・子ども130円。往復するだけで780円かかりますから、どこか1ヶ所でも立ち寄れば元が取れる計算のおトクなきっぷです。

1700系の有終の美に注目

1700系は、元をたどれば阪急電鉄の2000系としてデビューした名車中の名車。阪急の伝統であるマルーンカラーの車体とゴールデンオリーブ色の座席が織りなす昭和の風情は、多くの関西私鉄ファンに愛されてきました。能勢電鉄ではすでに世代交代が進行しており、1757編成車が「最後の1編成」となっています。今回のフェスティバルでの特別運行は、引退を前にした「有終の美」を飾る大舞台と言えるでしょう。ファンにとっては、乗車音や車内の匂いまで記憶に刻んでおきたい貴重な1日になりそうです。

【参考】能勢電鉄「レジェンド1700系の運行」と「1757×4R最後の重要部検査出場記念撮影会」開催へ(※2024年10月掲載) https://tetsudo-ch.com/12984547.html

1757編成車に掲出する記念ヘッドマークと車内プレート

なお「のせでんレールウェイフェスティバル2026」の開催に先立ち、記念ヘッドマークと車内プレートを掲出した1757編成車を、2026年4月23日(木)〜6月末頃まで期間限定で運行します。※予告なく変更になる場合があります。

昭和から平成、そして令和へと走り続けてきた「レジェンド」1700系。その最後の輝きを間近で感じられる今年の「のせでんレールウェイフェスティバル」は、歴史の1ページを刻む日となりそうです。家族での思い出作りはもちろん、一人の鉄道ファンとして、その勇姿を心に刻みに平野車庫へ足を運んでみませんか。

(画像:阪急阪神ホールディングス)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)