FBS福岡放送

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21日から22日にかけて、飛来が予測されている黄砂。各地で影響が出ています。

福岡市早良区にある福岡タワーです。市内の景色を一望できる展望室に上ってみると。

■福岡タワー営業課・坂田真一主任
「きょうは、このような眺望となっています。通常に比べるとかすんでいて、黄砂の影響かなと。」

黄砂の影響で、街並みや遠くの山々もかすみ、視界が悪くなっていました。

街の景色を楽しみにしていた観光客も。

■訪れた人
「ちょっと残念やね、これは黄砂やと思う。なんか見にくいもんね。」
「黄色いですね、やっぱり。」
「知らなかったです。ちょっと残念ですね。」

九州北部では21日から22日にかけて黄砂の飛来が予測されています。視程が10キロ未満になるところもある見込みです。

■白野寛太記者
「北九州市門司区の海岸です。ふだんなら対岸にある山口県がはっきり見えるのですが、現在は、かすんで見えます。」

視界が悪くなるだけでなく、車も汚れてしまっていました。フロントガラスには、黄砂とみられる細かい粒子が付いています。

■男性
「朝がひどかった。砂ぼこりというか、黄砂が。今から帰って洗車して、車庫に入れる。」

黄砂の飛来で注意したいのが、体調への影響です。

福岡市の耳鼻咽喉科では、毎年、黄砂で体調不良に悩んでいるという患者が、診察を受けていました。

■しらつち耳鼻咽喉科・白土秀樹院長
「一番問題なのは、声のかすれですね?」
■患者
「声のかすれと、ちょっとたんが絡むところですね。」
■白土院長
「のどはイガイガする感じ?」
■患者
「上の方もかゆい感じがします。」

こちらの病院では、黄砂の飛来時期になると、体調不良を訴える患者が増える傾向にあるといいます。

■白土院長
「特徴的なのは粒子が細かく、肺の方に届いて起こる咳、のどのイガイガ、ぜんそくの症状です。黄砂の細かい粒子が粘膜に付着して、刺激を起こしていることが知られています。」

黄砂などを含めた“春の体調不良”。そこには、気象条件が大きく関わっていると話します。

■白土院長
「春は5Kと言いまして、花粉・黄砂・乾燥・寒暖差・強風のK。この5つが混ざっていますので、体調不良が春に多いと言われています。」

福岡管区気象台は、黄砂の飛来は22日まで続く見込みとしていて、視程が5キロ未満となった所では交通への障害が発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけています。

呼吸器系などの病気のある人は、マスクを着用するなど注意が必要です。