Image: Boston Dynamics

ロボイヌが生イヌをお散歩させる光景。

ロボットは本来、人間の代わりに労働をする機械。その概念が生まれたのは、1920年にチェコスロバキアの小説家カレル・チャペックが書いた戯曲『R.U.R.(ロッサム万能ロボット商会)』でした。

それから約100年が経ち、最近のヒューマノイドたちは工場で部品の仕分けや、家事手伝いをするまで進化しています。

AIのおかげで犬の散歩が可能に

巷では、四足歩行のイヌ型ロボットも活躍しています。代表的なのが、Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)の「Spot」。

最新版はGoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」を搭載し、カメラと連動することで、1本アームを使ってヒューマノイドより器用に家事をこなします。手書きの文字から指示を読み取り、部屋の片付けやゴミの仕分け、さらには犬の散歩だってOK。犬型ロボなのに、です。

生身とメカの犬同士という絵面がけっこうシュール。ボールを投げて「取ってこい」までできますが…雪に埋まって生身のワンコは困惑するオチがイイですね。

AIでアップデート

今回「Spot」には、Googleの視覚言語モデル「Gemini Robotics-ER 1.5」が搭載されました。カメラで見た周囲の環境を認識し、一般的なタスクより難しい行動が自律的に行えるよう進化。内部ではAIと「Spot」が自然言語を使った対話をしているそうで、これまでのプログラミングより速く行動に移せます。

Image: Boston Dynamics

四足歩行による機動力と、物を掴むアーム。そこに未体験の作業であっても状況を理解して行動するAIが加わり、ちゃんと人間の代わりに労働ができるロボットになっています。

プロモ動画では上手くやってるのに、現場ではユックリ動いたり不具合で文鎮化する人型ロボより優秀かもですね。

将来的に、人間はロボに愛犬の散歩を代行させるようになるのでしょうか?

Source: YouTube, Boston Dynamics
Reference: Wikipedia

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