大塚の『地酒や もっと』で穴熊の煮込みに衝撃。ナチュラルワインと燗酒を行ったり来たりする至福のペアリング体験

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・大塚の地酒の店『地酒や もっと』です。

ナチュラルワインと燗酒をジビエ煮込みで行ったり来たり

この店のある大塚は、気の利いたつまみと地酒を出す店がわんさかあって、10年ほど前から日本酒の聖地なんて呼ばれている。店ごとの個性も様々で、こちらを代表するのがジビエと燗酒だ。

「日本酒は燗に向く純米酒だけ。完全発酵の造りや味わいにナチュラルワインと共通する部分があり、近年はワインにも注力してます」とお燗番の井坂さん。

そのリストに並ぶのは、白・赤・オレンジを合わせ10種ほど。料理との調和に狙いを定め、酸がきれいに立った味にメリハリのあるものを選んでいる。

一方のジビエは腕利きの猟師から届く、狸に猪、はたまたキョンなど。これらを使った煮込みが寒い時期の定番だ。この日は穴熊で、たっぷりたたえた脂からにじむ甘みとコクはどこまでも上品。

穴熊と大浦牛蒡ふきのとうかんずり味噌煮込み1690円、ワイン:グラス1000円〜、ボトル5300円〜

『地酒や もっと』(左)穴熊と大浦牛蒡 ふきのとう かんずり味噌煮込み 1690円 (右)ワイン:グラス 1000円〜、ボトル 5300円〜 ふきのとうバターや自家製のかんずり、味噌で煮込まれ複雑な旨みとコクが膨らむ。仕上げにじゃがいものピュレをあしらって、どこか洋の風情も。日により蝦夷鹿のスパイス煮込みなども登場

味噌や自家製かんずりの熟成感も手伝って、スムーズに赤ワインを誘ってくる。もちろん途中で燗酒に切り替えるのも大いにあり! 料理を挟んでグラスとお猪口を行ったり来たり。酒好きにはたまらぬ時間を過ごせるはずだ。

『地酒や もっと』店主 水永英伸さん

店主:水永英伸さん「ヒグマや穴熊のしゃぶしゃぶコースもあります」

『地酒や もっと』

大塚『地酒や もっと』

[店名]『地酒や もっと』

[住所]東京都豊島区南大塚2-44-2パートナーズビル1階

[電話]03-3946-6008

[営業時間]17時半〜23時(22時LO)

[休日]日または祝

[交通]JR山手線大塚駅南口から徒歩2分

撮影/西崎進也、取材/菜々山いく子

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※画像ギャラリーでは、ダシが効いた冬の名物「鰤大根」の画像をご覧いただけます

※月刊情報誌『おとなの週末』2026年2月号発売時点の情報です。

【画像】絶妙な火入れがたまらない! 下に吸い付くようなしっとり感「蝦夷鹿もものカツレツ」(8枚)