阪神・伊原陵人 “新相棒”ピンクのグラブで白星量産だ 「黒星つくから」定番の黒はオーダー経験ゼロ
◇セ・リーグ 阪神9―3中日(2026年4月11日 バンテリンD)
投打にわたる活躍でバンテリンドーム初勝利を手にした。阪神・伊原が6回6安打1失点と好投し、今季2勝目をマーク。4回には初の適時打を放つなど、バットでも魅せた。
「伏見さんにしっかり引っ張っていただいたので。どんどん攻めていけたっていうのは良かった」
許した得点は、3回2死から花田に浴びた右翼席ソロによる1点のみ。持ち前の制球力を生かし、テンポ良く内外角に投げ分けた。打っては3―1の4回2死一、三塁で、右前へ。自身初適時打で同初打点をマーク。「打席に立つ以上は打ちたいと思っている。たまたまですけど、食らい付いた結果が、いいところに飛んでくれたかな」と目を細めた。
マウンド上でひときわ目を引くのは、昨年9月に新調したピンクのグラブだ。明るい気持ちになれる色鮮やかなカラーは、こだわりの一つ。「色物が好きっすからね。作ったことない(色で)グローブを作りたい」と学生時代から水色、緑色、赤色、茶色、黄色、オレンジ、青とコンプリートしてきた。
一方で、定番ともいえる黒色のグラブは、これまで一度も作ったことがない。そこには、願掛けの意味が込められているという。「“黒星がつくから黒はダメ”って話を聞いてから、そうやなと思って。人生で黒のグローブはオーダーしたことがない」。その願い通りに黒星を吹き飛ばし、自身開幕から2連勝。“新相棒”とともに白星を積み重ねていく。(山手 あかり)
