“地味だけど住みやすい”不人気沿線からの逆襲!“行ってみたい沿線”への大変革

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4月9日(木)に放送した「カンブリア宮殿【不人気沿線からの逆襲!“行ってみたい沿線”への大変革】」(毎週木曜 夜11時06分)を、「テレ東BIZ」で配信中!

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“地味だけど住みやすい” そんな京王線を“行ってみたい沿線”へと変えるため、都村社長が仕掛ける新たな街づくりや事業戦略とは?
■“選ばれる沿線”へ!京王電鉄の街づくり戦略


新宿を起点に東京都西部へ広がる京王線沿線には、高尾山や高幡不動尊などの歴史ある名所に加え、「よみうりランド」や「サンリオピューロランド」といった人気レジャー施設も点在する。しかし京王電鉄は長年、沿線外の人たちからの不人気という課題に直面してきた。そこで社長の都村が進めているのが、鉄道そのものの価値と、沿線の魅力を高める新たな取り組みだ。

その一つが、今年導入された新型車両「2000系」。座席のない広い空間「ひだまりスペース」を設置し、ベビーカーや車いす利用者が気兼ねなく過ごせる設計に。窓を広くするなど、子供でも外の景色を楽しめる工夫も施されている。さらに、“沿線そのもの”の魅力づくりとして、高尾山では登山・温泉・食事がセットになったお得な切符を売り出し人気を呼んでいる。

そして、京王電鉄が力を入れているもう一つの柱が「街づくり」だ。その象徴が、京王多摩川駅周辺の再開発。かつて遊園地や庭園があり多くの人で賑わったこの場所に、マンションや福祉施設、商業施設を整備。さらに駅近くの高架下では、キッチンカーの出店料を「1円」に設定し、若い事業者の挑戦を後押しすることで、地域に新たな人の流れを生み出している。一方、下北沢で進む新たな街づくりの象徴が、2022年に誕生した高架下施設「ミカン下北」だ。飲食店や古着店、コワーキングスペースなど多彩な店舗が集まり、賑わいを創出。さらに、地域住民やクリエイターが集う「下北妄想会議」と呼ばれるアイデア会議も開催。街の未来を自由に語り合う場から、ファッションショーやイベントが実現。街そのものを“実験の場”とすることで、新たな価値を生み出している。こうした取り組みが実を結び、井の頭線の利用者は増加。

京王電鉄は独自の街づくりで、“行ってみたい沿線”へと変化を遂げつつある。

■落とし物にヤマメも!?京王らしさで切り拓く新たな一手


鉄道業界に新たな発想を取り込もうと、都村社長が2022年に始めたのが「京王オープンイノベーションプログラム」。社員から事業アイデアを募集し、採択されたプロジェクトを外部のベンチャー企業と協働しながら形にしていく取り組みで、鉄道会社の枠を超えた新たな事業に挑んでいる。その代表例が、LINEで忘れ物を探せるサービスだ。駅員が撮影した落とし物の写真をAIが自動で分類・登録し、利用者はスマートフォンから簡単に検索できる仕組みで、返却率は10%から30%へと向上。利用者の利便性と業務効率の両立を実現した。

さらに、東京のブランド魚「奥多摩やまめ」を活かした養殖事業にも挑戦。ホテルの浴槽を活用し、魚と野菜を同時に育てる循環型農業を実現している。沿線の飲食店へ食材を供給する新たなビジネスモデルを模索している。

「京王沿線の“程よいゆるさ”を生かした街にしたい」。京王らしさを大切にしながら、新たな価値創出への挑戦を続けている。


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【ゲスト】京王電鉄 社長 都村智史
【MC】金原ひとみ ヒャダイン

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