中国・粤港澳大湾区の中欧班列、税関と鉄道の検査一本化実現

【新華社広州4月7日】中国広東省の広州東部道路・鉄道複合輸送ハブ、増城西駅で1日、越境電子商取引(EC)の輸出貨物を満載した「中欧班列」(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)を対象に、税関検査と鉄道保安検査を一体化した「一回開封・同時作業」監督管理が初めて実施された。
列車はコンテナ100TEU(20フィートコンテナ換算)分の越境EC輸出貨物を積載しており、総額は約2100万元(1元=約23円)に上る。同省の黄埔税関に所属する増城税関と広州鉄道物流センター増城鉄道物流営業部による合同検査を終えた後、欧州に向け出発した。
黄埔税関によると、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の中欧班列で税関・鉄道の「検査一本化」が実現したのは今回が初めてだという。

同省の物流企業、深圳市玖洲国際物流の業務責任者、張俊梅(ちょう・しゅんばい)氏は、以前であれば税関と鉄道の指示に従い2回コンテナを開封し、2回検査を受ける必要があったが、今は1回の開封で全ての検査が完了すると説明。コンテナ1個当たり500元余りの物流コストを削減でき、検査時間も50%短縮されたと紹介した。
現在、増城西駅では往路14路線、復路8路線が開通しており、欧州や中央アジア、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など17カ国34都市と結ばれている。(記者/壮錦)
