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 ◇セ・リーグ 阪神1―2広島(2026年4月5日 マツダスタジアム)

 好調だった阪神のモリテルコンビが“初モノ”の広島先発・栗林の前に不発に終わった。

 「まあまあ、去年までもあまり対戦もしたことないので…」

 試合後、そう声を絞り出したのは森下だった。初回2死無走者で迎えた打席は遊ゴロに倒れると、4回は空振り三振。7回は遊ゴロに打ち取られた。試合前の時点で栗林との対戦成績は計5打数無安打。この日も、快音は生まれなかった。

 佐藤輝も術中にはまった。2回先頭の1打席目は3球三振。続く4回の第2打席もバットが空を切り、7回は中飛に倒れ首をひねった。「真っすぐのスピードは落ちていますけど、それでもコントロール良く投げていた」。この試合に限っては完敗を認めた。

 救援時代から栗林の投球スタイルが変わっていた。直球の球速は常時140キロ前半ながら、カーブ、フォーク、カットボールなどをうまくコーナーに散らされ、打ち気になったところを変化球でタイミングを外された。

 前日は1時間1分の中断を挟んだ“5時間ゲーム”に劇勝したものの、勢いは続かなかった。それでも、同カード初戦の3日は森下が決勝適時打を含む4安打。4日は佐藤輝が今季初の4安打を放つなど見せ場はつくっている。シーズンは長い。やられたら、やり返せばいいだけだ。(石崎 祥平)