佐賀県内3校目、県西部で初の四年制大学となる武雄アジア大学の開学式と入学式が4日、武雄市の同大キャンパスで開かれた。第1期生として大学の歴史とともに一歩を踏み出す学生や保護者、運営する学校法人旭学園(佐賀市)の関係者ら約170人が、晴れやかな笑顔で門出に臨んだ。

 大学は地域理解、国際理解について学ぶ東アジア地域共創学部の1学部1学科で、定員140人に対して37人が入学。式典には入国が遅れた留学生らを除いた33人が出席した。

 小長谷有紀学長は式辞で「これまでの勉強と異なり、正解が無限にあることを学ぶのが大学。少人数での出発となったが皆さんはチャンスをつかむ達人。一緒に夢を追いかけて、実現していきましょう」と激励。来賓の山口祥義知事は、学生に「大学は地方にあるからこそ重要な意味を持つ。知の拠点の役割があり、現場の多彩なフィールドを活用して成長してほしい」と語りかけた。

 新入生代表で宣誓した小城高出身の水田菜々美さん(18)=多久市=は式典終了後、「高校時の探究学習で外国人との共生に関心を持ち、実家からも通えるこの大学を選んだ。『やりたいことをやれる大学』という学長の言葉どおり、たくさんのことを勉強したい」と笑顔を見せた。

 (糸山信)