これまでもチームを引っ張ってきた堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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  日本代表は3月28日にスコットランド代表と、31日にイングランド代表と国際親善試合を戦う。
 
 主将の遠藤航が怪我で不在のなか、27日にスコットランド戦の前日会見に登壇した森保一監督が、この英国遠征のキャプテンを堂安律にすると発表した。

 その後に取材に応じた堂安は、キャプテン指名について、「何回も何回も言っているので、皆さんも書き飽きたと思いますけど、特に変わらないです。ただ、責任感とか誇り、名誉みたいなものはもちろん、日本代表の先輩たちをみて、さらに緊張感はきますけど。やる事は変わらないと思います」と強調した。

「監督が今回こうやって選んでくれたのは、自分がキャプテンではなくても、そういう行動を普段からしていると言う自覚が自分の中で芽生えてきているというのを感じてくれているからだと思う。ワールドカップ優勝のためなら、どの立場であっても、全力でやりたいと言う思いはある」

「たくさんやる事はあると思います」という27歳のMFは、具体的な取り組みとして、こう例を挙げた。

「その中でも、現状、けが人が多いという状況を踏まえて、新しく若い選手たちが入っているという意味では、新しく入ってきた力が必要なので、彼らがのびのびすることが日本代表の助けになると思いますし。僕が若い頃に入ったときに、先輩たちがそうしてくれたというのもありますし。彼らのポテンシャルを、先輩たちに気を遣ってやるとかではなく、思い切って、存分に出せるように。その中でチームが1つになれれば、今の日本代表が成長する一番の近道というか、今回やれることだと思います」
 
 そして、自身が考える「キャプテンシー」については、「毎回言ってますけど、流れを変えられる選手、それが、オン・ザ・ボールでも、オフ・ザ・ボールでも、オン・ザ・ピッチでもオフ・ザ・ピッチでも、どの状況であれ、チームの流れを変えれる選手だと思います」と話し、こう言葉を続けた。

「もちろん、理想はみんなメッシみたいになりたいと思いますけど、メッシにはなれないというのは自分自身理解していますし。じゃあ、どうやってチームのために、日本代表が強くなるために貢献できるかというのを自問自答しながら、この活動やっていく必要があると思うし。自分自身も、さらに成長できる機会をもらえたと思うので、楽しみです」

 10番を背負う“新キャプテン”の振る舞いに注目だ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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