ガソリン高騰のなかありがたい低燃費モデルとは?

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燃費最優秀モデルの仕様とは?

 2026年2月28日に始まったアメリカとイスラエルによるイラン攻撃を受け、中東のホルムズ海峡が事実上の封鎖状態にあります。

 ホルムズ海峡は世界各国、特にアジア諸国の原油調達における重要なルートです。

【画像】超いいじゃん! これが“一番低燃費”なトヨタ最新「“3列7/8人乗り”ミニバン」の姿です! 画像を見る!(25枚)

 日本では2025年末にガソリン税の暫定税率が廃止され、1リットルあたり25.1円の上乗せがなくなり、歓迎の声があがっていました。

 しかしながら中東情勢の悪化にともない、再びガソリン価格が上昇に転じ、予断を許さない展開となっています。

 そのような環境下においても、燃費の良いクルマはガソリン代を抑えられる移動手段として、頼りになる存在といえるでしょう。

 さて、トヨタのミドルサイズミニバン「ヴォクシー」の中で、最も燃費が良いグレードを紹介します。

 ヴォクシーは2001年、姉妹車「ノア」と同時に初代モデルが登場しました。ノアが落ち着いた雰囲気を持つのに対し、ヴォクシーは主張の強い個性的なフロントマスクを採用し、両車のキャラクターは明確に差別化されています。

 現行型は2022年1月に約8年ぶりのフルモデルチェンジを果たした4代目で、全グレードが3ナンバーサイズに統一されています。

 日本自動車販売協会連合会(自販連)の「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、2026年2月の販売台数は8196台を記録し、ランキング6位に入っています。

 2025年9月の一部改良では、ボディカラーを全4色に絞り、グレード体系を整理。オプション内容の見直しや標準装備化を実施しました。

 そんなヴォクシーのなかでも、最も燃費性能に優れているのはHYBRID S-Z 2WD(7人乗り)と、HYBRID S-G 2WD(7人乗り/8人乗り)です。

 ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895mm、ホイールベース2850mm。ヴォクシー専用の精悍なエアロパーツは全グレード共通の装備です。

 上位モデルのHYBRID S-Zでは、フロントバンパー内部にLEDの薄暮灯が追加されたり、ステンレスのドアベルトモールディングが装備されている点が特徴です。

 S-Zには切削光輝+ダークグレー塗装の17インチホイール、下位モデルのS-Gにはダークグレー塗装の16インチホイールを採用。ボディカラーは4色から選択可能で、インテリアカラーはブラックに統一されています。

 7人乗り仕様はセカンドシートに折りたたみ式テーブルとアームレストを備えたキャプテンシートを採用しています。

 特にS-Zは運転席・助手席を素早く温める「快適温熱シート」を備え、寒い季節に重宝します。

 マルチインフォメーションディスプレイの画面サイズは、S-Zでは7インチ、S-Gでは4.2インチと違いがあります。なお、パワースライドドアはS-Zが両側、S-Gが助手席側のみ標準装備となっています。

 安全面では予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。パワートレインは1.8リッターハイブリッド、駆動方式はFF(2WD)です。

 燃費はWLTCモードで23.0km/Lと、ヴォクシーのラインナップの中で最も優れた数値を記録しています。

 なお、価格(消費税込み、以下同)はHYBRID S-Z 2WD(7人乗り)が399万9600円、HYBRID S-G 2WD(7人乗り/8人乗り)が359万5900円となっています。