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 ◇オープン戦 阪神0―1オリックス(2026年3月22日 京セラドーム)

 阪神はオープン戦を9勝5敗1分で終えて、巨人と激突する27日の開幕戦(東京ドーム)を迎える。投手陣はオープン戦で防御率1点台と安定感を示した。今春キャンプでリリーフの柱・石井大智が左アキレス腱断裂で長期離脱。“石井の穴”を誰が埋めるか、若手の台頭が最大の焦点となる中、石黒佑弥、木下里都、早川太貴らが最後までオープン戦に同行して、全力で腕を振った。

 6回から2番手でマウンドに上がったのは2年目の早川。昨季は先発起用が中心でプロ初勝利もマークした育成上がりの右腕は、今月15日の広島戦から救援に配置転換され、この日は前日に続いての登板。連投テストにも見える起用だった。「プロに入ってからは(連投は)初めてです」と語った早川は1点を失ったものの、前日まで3試合連続で無失点と適性をアピールしてきた。「今まであまりやったことがないポジションだったのでいろいろ準備も学べた」と開幕へ向けて収穫を強調した。

 7回には木下、8回は石黒が登板し零封リレー。木下はオープン戦でチーム最多の6試合に登板し、石黒は4試合すべてで無失点を記録した。昨季まで最強ブルペンの一翼を担った守護神の岩崎、及川、桐敷、湯浅もアクシデントなく登板を重ねて準備を整え、新助っ人のモレッタも開幕1軍が決定的。藤川監督は勝ちパターンに関しては開幕後も流動的に、徐々に形を課固めていく方針だ。

 昨季は及川が一皮むけたように、リーグ屈指の厚みを誇るブルペンで26年は誰がブレークを果たすのか。早川か石黒か木下か、それともファームで牙を研ぐ面々か。チームの勝敗とともに目が離せない。