「世界のアヤコ」は髪が真っ白、中嶋常幸は杖を突き… 「ジャンボ尾崎」お別れ会に現れたレジェンドたちの“現在の姿”
プロゴルファー、尾崎将司さん。昨年12月、78歳でこの世を去ったジャンボさんのお別れの会が3月16日、東京都内のホテルで開かれた。
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忘れられない笑顔
闘志むき出しでフェアウエーをドカドカ歩く。かと思ったら、アプローチが直接カップインし、バンザイして寝っ転がる。300ヤード超えのドライバーだけではなく、時に見せる愛嬌(あいきょう)も人気の理由だった。
「自分のプロ入り50周年のパーティーでスピーチをしてくれて 、人を持ち上げるだけ持ち上げ 、 最後に『でも、僕のライバルはタイガー・ウッズです』と言った時のいたずらっぽいあの笑顔は、忘れないよ」

と弔辞を捧げたのは日本ゴルフ界のレジェンド、青木功(83)である。
月日の流れ
会場では1980年代、青木(A)、尾崎(O)と共にしのぎを削った中嶋常幸(71)=N=も加わり、往年のAONが哀しみの“再会”を果たす。
そして、同じ時代、米女子ツアーで賞金女王に輝いた「世界のアヤコ」こと岡本綾子(74)も献花に現れた。
ただ、青木はすでに傘寿を越え、中嶋はつえを突き、岡本については、髪が真っ白。月日の流れを感じさせたのであった。
そんな戦友たちを前に遺影の中で人差し指を立て、ナンバーワンのポーズで笑みを浮かべるジャンボさん。
「ひと足先にホールアウトしたぞ」――。茶目っ気たっぷり、そう冗談を飛ばしているかのようにも見えた。空の上から。
撮影・本田武士
「週刊新潮」2026年3月26日号 掲載
