フェルナンド・タティス・ジュニア(C)David Smith/CSM via ZUMA Press Wire/共同イメージズ

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フェルナンド・タティス・ジュニア(パドレス/外野手/27歳)

■筋肉増強剤の使用が発覚した元本塁打王

【投手編】サンチェスは昨季サイ・ヤング賞次点、「大谷翔平キラー」のサウスポー

 2021年に42本塁打を放ち本塁打王に輝いた。しかし翌年、薬物検査で筋肉増強剤の使用が発覚。実際にどの程度のパワーがあるのかわからなくなった。80日間の出場停止処分を受けて23年に復帰し、その後の3年間は25、21、25本で推移しているので、実際のパワーは「上」と「中の上」の中間ぐらいか。最近は守備での活躍が目立ち、昨年はゴールドグラブ賞受賞者の中からベストを選ぶプラチナグラブ賞に輝いた。

▽年齢=27
 所属=パドレス
 右投げ右打ち
 ポジション=右翼
 今季年俸=約37億2000万円
 昨季の成績=155試合 打率.268 25本塁打 71打点

アグスティン・ラミレス(マーリンズ/捕手/24歳)

■打撃重視のザル守備捕手

 ドミニカチームの正捕手に抜擢された。昨年4月下旬にメジャーデビューしたホープ。一番の売りは並外れた長打力と、捕手らしからぬ俊足で15個前後の盗塁を期待できること。その一方で守備にはかなり難があり、昨年のパスボール19はメジャーリーグワースト。盗塁阻止率も8.8%という低さだった。フレーミングは平均レベルだが、ボールブロックに関してもワーストレベルと評価された。

▽年齢=24
 所属=マーリンズ
 右投げ右打ち
 ポジション=捕手
 今季年俸=約1億2000万円
 昨季の成績=136試合 打率.231 21本塁打 67打点

フリオ・ロドリゲス(マリナーズ/外野手/25歳)

■レジェンドの助言で蘇ったスター選手

 右の長距離砲に不利なTモバイルパークで、安定して好成績を出せるようになったスター外野手。1年目は新人王。2年目には30本超の本塁打と3ケタの打点を記録、チームの中心打者にのし上がった。しかし、3年目はひどいスランプで本塁打が大幅に減少。将来を見通せなくなった。その危機的状況を抜け出すことができたのは、一昨年8月下旬に打撃コーチに就任したレジェンド、エドガー・マルティネスの「考え過ぎるな」というシンプルな教えだった。

▽年齢=25
 所属=マリナーズ
 右投げ右打ち
 ポジション=中堅
 今季年俸=約30億9000万円
 昨季の成績=160試合 打率.26732本塁打 95打点

ジュニオール・カミネロ(レイズ/内野手/22歳)

■ホームラン競争準優勝の底なしパワー

 2023年に20歳の若さでメジャーに昇格。昨年22歳でレギュラーに抜擢されて目を見張る活躍をしたスラッガー。中でも注目の的になったのはオールスター前日に行われるホームランダービーで準優勝した時だ。長所はパワーに加え、カウントを考えたバッティングもできるため、チャンスに強いこと。昨年の110打点はア・リーグで5位だ。弱点は守備。打球への反応がやや遅いうえ、グラブさばきにも難があるためエラーが多く、昨年の18失策はメジャーの三塁手で最多。

▽年齢=22
 所属=レイズ
 右投げ右打ち
 ポジション=三塁
 今季年俸=約1億2000万円
 昨季の成績=154試合 打率.264 45本塁打 110打点

(友成那智/スポーツライター)

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