「そらあかんやろ」新幹線の座席を“窓向き”に回転して着席 乗客の写真拡散、JR東海の見解は
新幹線の座席を「窓向き」(横向き)に回転させて座っている乗客の様子を捉えた写真がXに投稿され、議論を呼んでいる。
投稿された写真を見ると、新幹線の青いシートが整然と前向きに並ぶ中、右側の一列(2席)が90度回転し、窓側に向いている。
その席に座る人物は、手元のスマートフォンに目を落としている様子だ。上の荷物棚にはスーツケースのような荷物が置かれている。
●9600回以上リポスト、約2140万回表示
この写真は3月4日に、「いやいや…そらあかんやろ」というコメントとともにXに投稿された。3月12日昼の時点で、9600回以上リポストされ、表示回数は約2140万回にのぼっている。
一部の列車では、進行方向が変わる際や、家族やグループで向かい合わせに座る際などに、座席を前後に回転させることができる仕組みになっている。
では、新幹線の座席を車窓側に向けて「横向き」に回転させた状態で利用することは可能なのか。
この写真が撮影された経緯は不明だが、安全面や周囲の乗客への影響も気になるところだ。こうした座り方について、JR東海に見解を聞いた。
●JR東海「ケガの危険や他の客の迷惑になるのでやめて」
そもそも、新幹線の座席を窓側に向けた「横向き」の状態で利用することに問題はないのか。
JR東海は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、次のように回答した。
「座席を『窓向き(横向き)』にして座ることは、座席が固定されず、お客様がお怪我をされる恐れがあるなど危険であり、かつ他のお客様へのご迷惑になりますのでおやめください」
そのうえで同社は「車内での過ごし方については、他のお客様も快適にご利用頂けるよう、周囲へのご配慮をお願いしております。快適な車内環境づくりにご理解ご協力をお願いいたします」と説明した。
また、「車内にてお困りごとがございましたら、巡回中の乗務員やパーサー、警備員に遠慮なくお知らせください。マナーを逸脱するような場面に遭遇された際も、同様に遠慮なくお知らせください」と呼びかけている。
