60代ひとり暮らし「やめたら節約になった習慣」5つ。がんばらなくても自然とできたこと
65歳でひとり暮らしを始め、カナダに住みながらもたない暮らしの発信をしているブロガーの筆子さん。ひとり暮らしをきっかけに生活習慣が変わり、以前よりムダなお金を使うことがなくなったそう。筆子さんが実感した「やめて節約になった」5つの習慣について語ります。

1:大きな家からコンパクトな住まいに引っ越す

ひとり暮らしを始めるにあたって、夫と2人で住んでいた家を離れ、自分の暮らしに合ったコンパクトな住まいに引っ越しました。
部屋が小さくなった分、家賃と光熱費はおよそ2割下がりました。
また、以前は夫のクルマのためにガレージを借りていましたが、私は免許をもっていないので、その費用もなくなりました。今はクルマが必要なときは配車サービスアプリのUberを使っています。
狭い部屋ですが、掃除がラクで、家事にかかる時間も大幅に短くなりました。自分だけが快適に過ごせればいいので、広さは必要ありません。
暮らしのサイズを小さくしたら、固定費はコンパクトになりました。
2:電気やお湯はつけっぱなしにしない

家族と暮らしていると、自分の思うように家全体のエネルギーの使い方をコントロールできません。
私が家族と同居していた頃は、テレビがBGM代わりにずっとついていたのが気になっていました。私はもともとテレビをあまり見ないので、もったいないなと感じていたのです。
今は平日のランチタイムに30分、夜に韓国ドラマを1時間見るぐらい。週末は映画を見ることもありますが、必要なときだけつけるようにしています。
照明や暖房も同じです。使っていない部屋の電気がつけっぱなしだったり、シャワーが適温になるまで長い時間出しっぱなしにしたり。そういう小さな「もったいない」が気になっても、相手の習慣を変えるのは難しいものです。
今は使わない場所の照明はすぐ消しますし、シャワーも、お湯がぬるいうちから浴びています。自分の基準で暮らせるようになったことが、光熱費の節約につながっています。
3:まとめ買いはせず、必要な分だけ計画的に

同居していた頃、夫はゴミ袋やラップなどの日用品を、セールで安くなるとよくまとめ買いしていました。おかげでストックがどんどんたまっていました。
現在私は、Amazonの定期購入を利用しています。1つの商品がなくなるまでにどのぐらい時間がかかるか計算して、食品も日用品も月に1度だけ届くように調整しています。
「安いから買っておこう」ではなく、「なくなる頃に届くようにする」という買い方に変えたおかげで、ものがたまらなくなりました。
ちなみに、私はもともとラップを使わずガラスの保存容器やシリコンの保存袋を使っています。暮らしを変えて家にあった大量のラップのストックも手放すことができました。
「安いから」「お得だから」という理由での買い物をやめると、ものの管理がラクになるだけでなく、出費も自然と抑えられます。
4:お菓子やジャンクフードの買いおきはやめた
私は基本的に加工食品を避けた食生活をしています。でも、家族と暮らしていると、自分では買わなくても、家にお菓子やスナックがある状態になりがちです。
同居していた頃は、夫が自分のおやつを買ってきたり、お客さん用のお菓子を用意したりしていたので、ポテトチップスなどがいつも家にありました。「食べるつもりはないのに、目に入るとつい手が伸びてしまう」ということが正直ありました。
今は、お菓子の買いおきはしません。誘惑がなければ、余計なものを買うことも食べることもなくなります。
食費が減っただけでなく、自分のペースで食事ができるようになりました。
家族と暮らしている方でも、買いおきの量や置き場所を見直すだけで、つい食べてしまうことを減らせるかもしれません。
5:心を穏やかにしてストレス買い防止
ひとり暮らしになっていちばん変わったのは、日々のストレスが大幅に減ったことです。
家族と暮らしていると、相手の時間や機嫌に合わせて行動する場面がどうしてもあります。それ自体は当たり前のことですが、小さなストレスが積み重なります。その結果、気晴らしになにかを買いたくなることがありました。
今の私のストレスは仕事ぐらいです。それも、毎日AIを使って振り返りをすることで、うまく解消できています。
気持ちが穏やかだと、なにかを買って気分を変えたいという衝動はほとんど起きません。
「節約しよう」と意識して財布のヒモを締めるより、ストレスの元を減らすほうが、よほど効果があると思います。
がんばる節約より、無理ない暮らしのサイズダウン
ご紹介した5つに共通しているのは、がんばってやめたというより、ひとりになってマイペースに暮らし始めたら自然とそうなったという点です。
家族と暮らしていても、「自分にとっての適量はどのぐらいか」を見直してみると、無理せずともお金の使い方が変わるかもしれません。
節約はがまんではなく、暮らしを自分サイズに整えることから始まるのではないでしょうか?
