八代亜紀さん

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 天国にいる演歌の女王も怒り心頭に違いない。故・八代亜紀さんの若かりし頃の「ごくごくプライベートな写真」を特典に付けたアルバムを販売している鹿児島市のレコード会社「ニューセンチュリーレコード」が、第2弾の販売を決定したと発表した。レコード会社の社長には、所属アイドルに自身の「体」をオジさん相手に売るよう、あっせんしていた過去も……。いかなる履歴の人物なのか。

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「ご期待ください」

 ニューセンチュリーレコード(以下ニューセンチュリー社)は、「八代亜紀 お宝シリーズ 第2弾」とのうたい文句で、八代さんのアルバム「懐かしいね・パート1」を販売すると公式サイトで発表した。

八代亜紀さん

 商品紹介のページには、「(第1弾の)〔忘れないでね〕に使用した以外の新しい写真です。ご期待ください。写真は2枚が挿入されていますが今回はオークションを行いませんので事前にご了承ください」と、今回も八代さんのプライベートな写真を付録にすることを押し出している。

 また、「挿入写真を無断で転載・掲載されると莫大な賠償金を支払って頂く事になります。徹底して訴訟を提起します」との文言まで記載されている。

八代さんの写真を担保に……

 第1弾となる八代さんのアルバム「忘れないでね」が発売されたのは、2025年4月のこと。そこに付録として入っていたのが、八代さんの「衣服を身にまとわない写真」。当人はもちろん遺族にも無断で付録にするという、この「ビジネス」が各方面から批判を浴びているのはご存知の通り。

 2023年に亡くなった八代さん(享年73)の肖像権などは、遺言によって八代ミュージック&ギャラリーにあるはずだが、なぜニューセンチュリー社に写真があるのだろうか。

 話は1982年にさかのぼる。この年、八代さんは、〈同棲していたT社のNディレクター〉が立ち上げたセンチュリーレコードに電撃移籍したが、86年にN氏と別れて日本コロムビアへ移籍。ニューセンチュリー社の早川寛社長によると、経営不振に陥ったセンチュリーレコードは原盤権や八代さんの写真を担保に早川氏から1500万円を借り入れる。結局、センチュリーレコードは99年に閉鎖することになり、早川氏はその頃に担保を譲り受けたとしている。

オジさんの“相手”

 それにしても、手慣れた手法で写真や音源を手に入れた早川氏とは、どんな人物なのか。

 2000年11月、所属タレントが早川氏を刑事告訴するという事件が起きている。当時の報道によると、同社の4人組アイドルグループ「フォーラッシュ」のうち3人が、ビジネスとして「体」を売ることをあっせんされたとして早川氏を訴えたのだ。この際に、被害届を出した元メンバーの一人が証言する。

「レコーディング代、作詞作曲代、ヘアメイク代と100万円単位で経費の請求が来るのです。私たちはバイトをしながら懸命に返済していましたが、大半は早川の懐に入っていたはず。さすがに限界がきて辞めようとするのですが、契約書には“メンバー全員が解散を希望しなければ辞められない”とあり、早川はグループの中に必ず一人、自分の言いなりになる子を入れて反対させる。その場合、数百万円のお金を払わないと辞められない仕組みなのです。どうにもならなくなると、銀座のラウンジに連れて行かれ仲介人のオジさんを紹介される。そこで、相手をするように仕向けられるのです」

 早川氏は、こうした「体」を売ることについて、毎日のように「芸能界では当たり前」とうそぶき、事務所の壁には芸能界に入った女性がいかがわしい“営業”をするストーリーの漫画の切り抜きがこれ見よがしに貼ってあったという。

「愛人になれ」

「早川に手なずけられた子は、実際に缶詰会社の社長の愛人をやらされていました。その子は成人向けの動画にも出演させられていた。また、他の子は旅行会社の社長から社員扱いで給料を払うから愛人になれと言われていました。もう我慢がならず警察に駆け込んだのです」(前出の元メンバー)

 結局、社長が言うところの「当たり前」の行為そのものは未遂に終わったため告訴は和解となったが、メンバーが起こした民事裁判で約300万円の賠償判決が下された。だが、ご当人は金がないと言い張って、100万円ほどしか払っていない。

 故人を冒涜するばかりか、過去にも所属タレントの尊厳を踏みにじる言動を繰り返していた早川氏。今後の動向が注目される。

デイリー新潮編集部