ヒュルツェラー体制2年目のブライトン。降格の危機にある。(C)Getty Images

写真拡大

 とにかく勝てない。日本代表のエース三笘薫が所属するブライトンが緊急事態だ。公式戦6試合未勝利で、直近のプレミアリーグ13試合でわずか1勝に留まっている。

 ファビアン・ヒュルツェラー監督は解任危機にあるなか、“問題視すべきは監督ではなく選手”と声を大にして訴えたのが、OBのウォーレン・アスピナル氏である。

 かつてブライトンのほか、母国イングランドの様々なクラブでプレーした58歳は、BBCラジオのポッドキャスト『Albion Unlimited』で「態度に問題がある選手がいる」と言い放った。

「彼らは手を挙げて『ごめん、またやっちゃった』と言う方が楽だと思っている。まるで横断歩道の交通誘導員みたいだ。特定の選手は試合ごとに3、4回も手を挙げている。例えばハリー・ハウエルは、日曜のリバプール戦で最初の失点時、ボールが自分の横を抜けたのにちんたらしていた。もっと素早く反応し、相手選手に付いていく必要がある」
 
 同氏はさらに「特に上位チームは常に走り続ける。彼らは決して止まらない。我々は相手より多く走らねばならない」と指摘。ハードワークにメスを入れ、「相手が90キロ走っているなら、100キロ走らせたい。そうすればどこかで有利な局面が生まれ、相手にさらなる問題を引き起こせる。今のところその兆候は見えない」と伝えたで、こう締め括った。

「人々は『監督がこうだ、ああだ』と言う。いやいや、監督の責任じゃない、選手たちの責任だ。

 一部の選手は練習で間違った態度を取っているからのだから、監督はメンバーから外し、フォーメーションを変え、改善を図れる。だから彼は土曜日にそういった選手を起用しない。週を通して衝撃的な姿を見せているのだから」

 降格圏と勝点7差の14位に沈むブライトンは、21日に行なわれるプレミアリーグ第27節で、7位のブレントフォードと敵地で対戦する。1か月半ぶりに勝点3を掴めるか。選手全員のハードワークが求められる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ありえない緩さ…リバプール戦で見られた衝撃のチンタラ守備