『VIVANT2』監督を驚かせた「堺 雅人」の“完璧っぷり” 「9カ国語のセリフをパーフェクトに」
海外ロケでの死亡事故が発生してから、5カ月以上がたった。大ヒットドラマ「VIVANT」(TBS系)のシーズン2は、まさかの悲劇を乗り越えて今、順調に撮影を継続中だという。主演の堺雅人(52)が、9カ国語を喋る難しい役柄を見事にこなし、現場を盛り上げているようだ。
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今年4月にはクランクアップ
厳しい情報管理体制が敷かれ、どこで、何をやっているのかが明かされない「VIVANT」の撮影部隊。実は現在、タイでのロケの真っただ中だ。
さるテレビドラマ関係者が語るには、
「福澤克雄監督(62)が慶應OBの人脈を生かし、自ら海外コーディネーターのような仕事も担っています。食事を地元のケータリング業者に依頼するなどして、経費削減に一役買っているとか。放送後、ロケ場所をファンが訪れる“聖地”にすることで、現地の観光業者に恩返しをしたいという考えもあるそうです」

2023年に放送された前作の「VIVANT」は、壮大なスケールを誇った。総勢250名ほどの出演者とスタッフが長期のモンゴルロケを敢行。シーズン2は昨年8月27日、アゼルバイジャン共和国でクランクインしたが、まさにその日、撮影が本格的に始まる前に件の惨事が起きてしまう。
芸能デスクによれば、
「撮影現場用の簡易式トイレを運んでいたトラックが、山間部の道路から転落。現地の男性ドライバーが亡くなりました。ただし、事故は天候が悪い中での運転ミスによるものだと判明し、同31日には撮影が再開された。以降、ロケ地を転々としながら続けられ、今年4月にはクランクアップするとみられています」
セリフを全て完璧に
高視聴率を記録した番組の人気は、堺の演技によるところも大きかった。彼は前作同様、自衛隊直轄の非公認組織に所属する諜報員を演じるが、そのキャラには多言語を操るという新設定が加えられる。
先のテレビドラマ関係者はこう言う。
「前作でも堺さんは、モンゴル語などのセリフを口にしていましたが、今回は9カ国語も話さなくてはいけません。台本を覚えるだけでも大変だと思いますが、彼は一つひとつを全て完璧に喋っていたそうです。福澤監督は脱帽し、他の役者は“堺さんがすごいから演技でミスができない”と、気を引き締めているといいます」
早稲田大学第一文学部中退の堺は、中国文学が専攻だった。もともと語学が堪能だったのか。
「必ずしもそういうわけではないでしょう。通訳が“パーフェクト”と言うほど、堺さんが外国語を上手に発することができるのは、何より役者として一流だから。そもそも、福澤監督から演技のNGを全く受けていないそうですね」(同)
劇場版も公開予定
シーズン2にも前作に引き続き、TBSを代表する連ドラの放送枠「日曜劇場」が用意されている。今年7月から2クール連続で放送され、その後は劇場版も公開予定だという。堺も大いに乗り気だとか。
「かつて、堺さんは主役を務めた日曜劇場の『半沢直樹』について“出演し過ぎると色が付いてしまうので、続編を嫌がっている”といわれていました。けれども『VIVANT』に関しては、そうした抵抗感はないようです。むしろ、23年の独立時に創設した個人事務所の名前を、同作品に登場する謎の組織“テント”から取って付けたとみる向きもあり、思い入れが強いといいます」(前出の関係者)
日曜劇場の看板役者といえば堺雅人。そんな時代が、まだまだ続きそうな勢いである。
「週刊新潮」2026年2月12日号 掲載
