「年度末の決算賞与がとても羨ましい」タクシー運転手が明かす、業界独自の“シビアすぎるボーナス事情
会社員にとっての楽しみであるボーナスだが、業界によって異なるその仕組みに、不満を抱いている人もいるようだ。神奈川県の60代男性(サービス・販売・外食/年収550万円)から、タクシー業界のシビアな賞与事情についての投稿が寄せられた。
「ぼくが約13年勤めているタクシー業界では、ボーナスというものはありません。4〜5年前、給与形態が変わってからなくなりました」
給与形態が変わる前は、計算方法は不明なものの「賞与相当額」という項目があったという。(文:境井佑茉)
月給を控除し積み立てるボーナスに「ありがたみがない」
男性によれば、タクシー業界でもボーナスを支給する会社はあるそう。しかし、それは独特の「積立式」のボーナス制度だ。
「それは毎月の月給(総支給額)から予め10〜20%控除して積立をし、4か月または6か月毎に支給するという形にしている所が少ないながらあります」
これでは、本来もらえるはずの月給を一時的に会社に預けているだけであり、会社からの「還元」とは言い難い。男性もこれには納得がいかないようで、「これではありがたみがないし、疑問さえ感じます」と、胸の内を明かす。
「ボーナスは本来、会社が得た利益を半期に一度社員に還元するもの。タクシー業界以外で、会社によっては年度末に決算賞与を支給すると聞きますが、とても羨ましいです」
13年も業界で踏ん張ってきたベテランの男性。業界独自の慣習とはいえ、自分の稼ぎを削って作られる「自前ボーナス」に虚しさを感じるのは、至極真っ当な感覚といえるだろう。
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