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対応早っ!

2月3日、Adobe(アドビ)は2Dアニメーション制作ソフト「Adobe Animate」の販売・サポートの終了を発表しました。ところが、この終了告知は多くのユーザーを困惑させ、波紋を引き起こすことに。

その結果、翌日の2月4日には終了告知を撤回。公式FAQページも更新され「Adobe Animateへのアクセス停止や、削除はありません」との文章が追加されました。Adobe Animateは終わらない!

現状のAdobe Animateは、無期限のメンテナンスモードに移行しています。サポートとバグ修正は継続しますが、新機能の追加は行なわれません。また、新規ユーザーも購入が可能です。

インターネット黎明期を支えたソフト

では、なぜAdobe Animateの終了がこれほどの波紋を呼んだのか。

Adobe Animateの前身は、「Adobe Flash Professional」。このソフトは、2020年に提供が終了したAdobe Flashコンテンツを制作するものでした。そう、いわゆるFlashアニメを作るソフトだったんです。

Flashアニメがインターネットに与えた影響は計り知れず、Flashこそネットの原体験というユーザーも多いはず。現在でもAdobe AnimateでFlashコンテンツの制作は可能ですが、多くはHTML5やWebGLなどに取って代わられています。

Adobe自身も、キーフレームアニメーションを作る場合はAfter Effectsを、ライトなアニメーションにはAdobe Expressを推奨しており、Adobe Animateの役割は終えた…と考えての裁量だったのでしょう。実際、終了告知は突然でした。

しかし、Adobeの予想以上に、ユーザーやコミュニティはAdobe Animateを愛していたというわけです。インターネットを笑いと感動で彩った立役者を、25年の歴史を持つ長寿ソフトを簡単に終わらせるなんて、とんでもない!

Adobeのコミュニティチームに在籍するMike Chambers氏(長年のFlashユーザーでもある)は、ユーザーを不安にさせたことを謝罪しつつ、このように述べています。

というわけで、Adobe Animateは終わりません。今回の騒動は、インターネットの歴史の一片が失われるような不安に近いものだったんじゃないかな。僕もFlashで育った世代として、切ない気持ちになったので…。

うう、本当に終わらなくてよかったよ。せっかくだしインターネット名所巡りでもしておくか…。

Source: Adobe

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