「2勝して優勝する」鹿島の中盤を支える三竿健斗、自身2度目のJ1制覇へ思い強める「チームが勝てばなんでも良い」
大事な勝ち点3を獲得した中、ボランチの一角でフル出場した三竿健斗は「チームとして最後2連勝して優勝するという目標を掲げてやっていて、他会場の結果は気にせずに、自分たちで2勝して優勝するとみんなで同じ方向を向いてやっていたので、1つ勝ててよかったです」とコメント。柏レイソルとの熾烈な優勝争いをしている中でも、自分たちに矢印を向けているようだ。
苦しんでいた中、後半に投入された選手たちが流れを変えて結果を残す。荒木遼太郎のパスから、レオ・セアラのシュートがセーブされたところを松村優太が押し込んで決勝弾に。松村は試合出場こそ多いが途中出場がメインであり、荒木は満足いくシーズンではなかったが、大事なところで結果を残した。「太郎(荒木遼太郎)やマツ(松村優太)は自分たちが思い描いているような使われ方は、今年はあまりなかったと思います。ただ、出た時にしっかり結果を残しているので、そういったところは鹿島の選手だなと思いますし、日頃から頑張っていることもみんな見ているので、そういった選手が結果を出すことは、自分のことのように嬉しいです」と、後輩たちの活躍を喜んだ。
いよいよ残すは1試合。2016年以来、9シーズンぶりのJ1優勝に王手をかけている。三竿は2016年の優勝を経験しているが戦力にはなっていなかった。そして2017年はまさかの2位という結末に。個人としては2度目の優勝は悲願とも言えるだろう。「個人的には今日は全然納得いくパフォーマンスが出せなかったです」と振り返った三竿は「次はイエローカードをもらっても良いという状況なので、自分らしさを出して、チームが勝てれば良いですし、仮にそうならなくても、チームが勝てばなんでも良いです。今日よりももっと自分たちらしいサッカーをして、勝つということをやっていきたいです」と、チームが勝つために全てを捧げるとした。
取材・文=菅野剛史(サッカーキング編集部)
