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自民党の高市早苗総裁が、憲政史上初めて女性として内閣総理大臣に選ばれました。

【写真を見る】“永田町と熊本” 距離近づくか?専門家は… 高市新内閣に木原氏・金子氏の熊本選出議員2人が入閣へ

そして、この後発足する高市内閣で、内閣官房長官に衆議院 熊本1区選出 自民党の木原稔氏、国土交通大臣に熊本4区選出 同じく自民党の金子恭之氏が起用されます。

「高市氏が首相に選ばれました」

女性初の総理誕生に、熊本では新聞の号外も配られました。

街の声「良かったですね。サッチャーみたいなリーダーになってほしい」「日本ではじめてですからね。どこの世界も女の人が多いから、とても期待している。電気代・ガス代・消費税減税に期待する。年金暮らしにはしんどいです」

内閣官房長官に木原稔氏

この高市新内閣で内閣官房長官を務めるのが、熊本1区選出の木原氏です。

木原稔氏「この度、内閣官房長官を拝命しました。木原稔です。合わせて、沖縄基地負担軽減および拉致問題を担当します」

そして、木原氏が新内閣の陣容を読み上げました。

高市新総理と政治的な考えが近いとされる木原氏が政権運営の “要” を担います。現在6期目の木原氏は、2023年発足の岸田内閣では防衛大臣を務めました。

木原氏の官房長官起用に、熊本選出の他の自民党議員は。

熊本3区 自民党・坂本哲志衆議院議員「内閣の要であり、スポークスマンでもあるので、しっかり政権を支えて、いろいろな発信をしていただきたいと期待している」「TSMCを取り巻く、周辺のインフラ整備とか、熊本市及び菊陽・大津の渋滞緩和策とか、こういったことではプラスに働いていくと思います」

国土交通大臣に金子恭之氏

そして熊本4区選出、金子氏のもとには大臣起用を報せる電話が。

金子恭之氏「これまで私を支えて頂いた、県民の皆さんと、そして全国の地方の、都市部も、そういう皆さんの声を政策に反映できるように高市内閣の中で頑張って参りたい」

現在9期目の金子氏は2021年と2023年、岸田内閣で総務大臣を務めました。

2023年の第二次岸田再改造内閣に続いて、複数の熊本県選出議員が入閣することについて、自民党県連の前川收会長は…。

自民党県連 前川收会長「木原氏が高市氏との信頼関係がとても深かったのは存じ上げていたが、まさか官房長官になるとは正直思っていなかった。熊本の政策課題を全部知っている人が官邸にいるということは、熊本にとって本当に大きな力になると思う。期待している」

木原氏の内閣官房長官起用について、街の人に聞きました。

50代「期待している。以前、防衛大臣を務めていたので、引き続き頑張ってもらいたい」
70代「沖縄に対しては自民党自体があまり良いことをやってきていないし、そう簡単に沖縄問題が片付くとは思えない」

今回、自民党と日本維新の会の連立で高市新総理が誕生しました。この連立について熊本出身で維新の松野明美参議院議員はこのように述べています。

日本維新の会 松野明美参議院議員「政治がまっすぐに進んでいく。そして国民の皆さんの生活がより豊かになっていくためには、今のところこれがベストだったのかなと思っている」

指名された木原氏は?

国会周辺で取材している鬼塚記者と電話で話します。※21日午後6時20分頃 放送

――木原氏と話をしましたか?

鬼塚記者「はい。総理指名選挙の前、木原氏が事務所に戻ってきた際に話ができました。その際は笑顔などはなく、落ち着いた表情で『高市総裁が、できたら1回目で指名されたらいいな』と淡々と語っていました」

――木原氏のまわりの反応は?

鬼塚記者「木原氏の事務所の前で取材をしていたのですが、別の議員秘書が木原氏のスタッフへ『おめでとう』より先に『大変になりますね』と声をかけていて、官房長官という重責が伝わる場面がありました」

――金子氏については、入閣に関する事前情報がなかったと思うが

鬼塚記者「金子氏が入閣するのではという情報が入ってきたのが、今日の昼過ぎでした。そこから徐々に金子氏の事務所の前に記者が集まり始めました。金子氏は『本当に電話が来るのだろうか』と話をしていましたが、午後4時半ごろに入閣を知らせる電話がかかってくると、顔つきが変わりました。金子氏に抱負をたずねると『(ポストはまだ言われていないとしながらも)皆さんの声を政策に反映できるように高市内閣の中で頑張る』と、官邸に足早に向かっていくのが印象的でした」

官邸に入ってきたときの表情はかなり引き締まったものに見えます。これから、永田町で熊本関係の動きが活発になりそうです。

以上、鬼塚記者と電話を繋ぎました。

熊本県内への影響は?

高市内閣の内閣官房長官に木原氏が起用されたことで、熊本県内にどのような影響があるのか、専門家に話を聞きました。

政治学が専門の熊本大学 伊藤洋典 教授は、熊本と国のパイプがより太くなるのではと話します。

伊藤教授「半導体関連の産業集積地になりつつあることと、災害復興が熊本県政の課題。どちらの側面も、国との関係が重要、熊本県にとっては大きなバックアップになる」

一方、自民・維新の連立については、ただちに県内に与える影響はほとんどないとみています。

伊藤教授「自民と公明がこれまで積み重ねてきた協力関係は、しばらくは維持されると思う。急に維新と選挙協力とまではいかないのでは」