この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

新卒で学習塾の教室長としてキャリアをスタートさせた女性・tokusa氏が、YouTubeチャンネル「新卒応援チャンネル【さざえ】」の動画に出演。「朝6時に出勤して夜中3時まで」働くこともあったという激務や、教材を自腹で購入していた実態など、その過酷な労働環境を赤裸々に語った。

大学の教育学部を卒業後、2023年4月に学習塾へ入社したtokusa氏。当初は学校の先生を目指していたが、教育実習で「労働環境が苛烈」と感じ、進路を変更。アルバイト経験のあった塾業界を選んだという。

しかし、入社後は新卒でありながらいきなり「塾長」に。教室の正社員は自身一人で、他はすべてアルバイト講師という環境だった。OJT研修も名ばかりで、他県にいる上司とはZoomで話す程度だったといい、「ほんと何も分からずに進めてました」と、実質的なワンオペ状態だった当時を振り返る。

労働環境は過酷を極めた。問題集や赤本といった教材は「教室長がほぼ自腹切った方がいいみたいな風習があった」と明かし、自己啓発本なども含めると総額8〜9万円を自腹で購入。さらに、映像授業用のiPadが不足している際には、自身が映像授業を見てその内容を生徒に「口伝で伝える」という驚きの手法を取っていたことも告白した。

勤務時間も長く、「ひどい時は朝6時に出勤して夜中3時まで」という日もあったという。tokusa氏は、コロナに感染した後、帯状疱疹を発症。医師から入院を勧められるも「教室に出ないといけないんで」と断り、毎日点滴を打ちながら出勤していたと語る。その際、上司からはLINEで「頑張って〜!」というメッセージが来ただけだったといい、この一件で「ちょっとやばいかもしれんな…」と感じ始めたそうだ。

退職の決定打となったのは、後輩から受けた相談だった。後輩の上司が全く仕事を教えず機能していないこと、さらにその影響で別の後輩が保護者から踏み倒された月謝を自腹で負担していた事実を知り、「ここダメかもしれん…」と退職を決意したという。

塾を1年8ヶ月で退職したtokusa氏。しかし、その後のキャリアも平坦ではなかった。広告代理店に転職するも、そこは「利益と社長のことだけ考えろ」という方針の脳筋営業会社。結果的に適応障害を発症し、わずか3ヶ月で「契約満了」という形で職を失ったことも明かされた。

チャンネル情報

会社を辞めたい人向けのチャンネルです【経歴】2020.3 大学卒業2020.4 自動車ディーラーに入社2020.7 退職代行で逃亡2020.8 フリーターになる、同時に新卒応援チャンネルを始める2024.12 バイト先が潰れる2025.1〜 専業YouTuber