喘息市販薬おすすめ7選!注意点や副作用も紹介【薬剤師解説】
喘息の症状
喘息は、咳、たん、息苦しさなどさまざまな症状を伴いますが、これらの症状が発作的に悪化したり改善したりをくり返す疾患です。
また、呼吸時の「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)があり、喘息の場合は特に息をはくときによく聞こえます。喘息の症状は、空気の通り道である気道が、気管支の炎症により狭くなることで悪化します。喘息は、夜間から早朝、気温差が激しい季節の変わり目などに悪化しやすいという特徴があります。
喘息と咳喘息の違い
咳喘息は、咳が何週間も長引くような疾患です。風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症がきっかけとなることが多く、発熱や鼻炎などの症状がおさまった後も咳だけが続くことがあります。また、気管支の炎症がアレルギーの原因物質と反応して症状が悪化したり、早朝~夜間の時間帯や季節の変わり目に悪化したりと、喘息と同じような特徴があります。喘息と咳喘息は症状が似ており、一見すると見分けがつきません。ただ、喘息の場合は呼吸困難感と呼吸時の「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)があり、咳喘息の場合はそのような症状がありません。喘息と咳喘息の治療はほぼ同じで、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬が使用されます。咳喘息の約3割が喘息に移行すると言われており、喘息ではないからといって放置せずに早めに治療しておくことが大切です。
喘息市販薬の種類
喘息治療の基本となるのが気管支の炎症を鎮める吸入ステロイド薬ですが、今のところ市販薬としては販売されていません。喘息の市販薬としては、気管支を広げて呼吸を楽にしたり、咳を鎮めたりする薬がありますが、効果としては症状を一時的に改善するものに限られます。喘息の治療においては、気管支の炎症の進行を抑えることが重要ですが、市販薬では気管支の炎症を鎮めることはできません。そのため、喘息の場合、市販薬は症状が悪化したときのみの一時的な使用にとどめて、病院で適切な治療を受けるようにしましょう。
気管支炎の市販薬は効く?
気管支炎の市販薬の一部が、喘息の症状に効く場合があります。気管支炎は咳やたんなどの症状を伴うことがあり、症状がひどい場合は鎮咳薬が有効です。鎮咳薬には中枢性鎮咳薬と末梢性鎮咳薬があり、末梢性鎮咳薬はさらに気管支拡張薬、去たん薬に分類されます。喘息も咳やたんなどの症状が現れることがあり、気管支拡張薬や去たん薬が効果を発揮することがあります。ただし、中枢性鎮咳薬に関しては、喘息に対してあまり有効ではありません。中枢性鎮咳薬は脳の咳中枢に作用して咳を鎮める薬で、市販薬では総合感冒薬によく配合されています。その中でも作用が強力なリン酸コデインなどの麻薬性鎮咳薬を喘息の方が使用すると、呼吸が苦しくなって症状を悪化させる可能性があるため、使用は避けましょう。
喘息吸入薬は市販薬で販売している?
喘息の治療で使用する吸入薬は、気管支の炎症を鎮める吸入ステロイド薬と、気管支を広げるβ2刺激薬や抗コリン薬を含むものがありますが、どちらも市販されていません。これらの吸入薬を使用するには、病院を受診して医師に処方してもらう必要があります。
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