脱・税理士の菅原氏「専業主婦には厳しい時代が来る」遺族年金改正の実態を独自解説

話題の動画「【超重要】なぜ報道されない？遺族年金改悪でこれから人生が変わってしまう人が続出します…」で、脱・税理士の菅原氏が遺族年金の改正について分かりやすく解説し、社会へのインパクトと見過ごされがちなリスクについて警鐘を鳴らした。

菅原氏は冒頭、「女性も自分が働くのを前提で結婚しないといけない」「これから結婚する人は特に考えなきゃいけない」と強調。国会で閣議決定されたものの、遺族年金の大改正が一般ニュースでほとんど報じられず「なんか情報操作されてるような気もする」と疑問を投げかけた。菅原氏は「これは一生涯の生活に関わる大案件」とし、この変更が実生活に及ぼす影響の大きさを丁寧に説明する。

今回の改正のポイントは、子供のいない配偶者が受け取れる遺族厚生年金が大幅に制限される点。これまで女性（妻）が受給者だった制度を「男女平等」の名の下で、男女とも原則5年間の有期給付とし、中高齢加算も25年かけて廃止するという。菅原氏は「生涯もらえるものが5年間に縮小されるので、もらえる額は生涯約2,000万円も減る試算になる」「これは相当大きい改正。にもかかわらずほとんど報道されていないのは問題」だと、制度の重大な転換を指摘。

また、「専業主婦には非常に厳しい。『お前らも働け』と言わんばかりの制度」と独自の見解を述べた上で、「僕は男性と女性に向き不向きの役割があり、専業主婦も立派な職業と思っている。もっと女性に配慮した改正でも良かった」と本音を明かしている。これにより、今後は「専業主婦を目指すなら夫に保険や貯金をしっかり用意してもらう必要がある」と具体的なリスク回避策も提示した。

改正は2028年4月から段階的に導入され、20～25年かけて完全実施となる。「現時点で女性は37歳未満、男性は52歳未満の人が影響を受ける」としつつ、「こうしたことは世間でもっと知られるべき」と呼びかけた。

最後に、「この改定については賛否両論あるが、皆さんの意見をぜひ選挙やコメントで示してほしい」と締めくくり、「今後の法改正や社会の動向に注目していきたい」と動画を結んだ。