高須幹弥、韓国の尹大統領の非常戒厳発令に「残念。やってもうた」と苦言

高須幹弥氏が、自身のYouTubeチャンネルで「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の非常戒厳発令」についての意見を率直に語った。韓国が44年ぶりに「非常戒厳」を発令したこの事態について、高須氏は「ユン大統領、ちょっとやってもうたなって感じですね」と厳しく批判を述べた。高須氏は「僕的にはユン大統領、嫌いじゃなかった」としつつ、非常戒厳の発令が大統領にとってどれほどの政治的リスクを伴うかについて分析を加えた。

非常戒厳の解除はわずか6時間でなされたが、高須氏はこの非常戒厳が「民主主義に対する挑戦みたいなもん」と指摘。ユン大統領の支持率が低下している背景に触れ、「新日路線で、大統領の支持率17%まで落ちてしまった」と述べつつ、経済問題や若者の失業率など、韓国が抱える複合的な問題にも言及。「最悪、無期懲役になる恐れもある」との懸念を示した。

また、高須氏は韓国における政治の流れについても考察。「韓国の世論としては『弾劾すべき』という流れになっていて、かなり厳しい」とし、非常戒厳が「自分の法案が通らないとか、予算を決めることができないとか」で発令されたことに危惧を抱いていると述べた。その上で、過去の政権との対比を交え、「文在寅時代に後戻りする可能性がある」と危惧を表明。

動画は最後に、ユン大統領の非常戒厳について「僕的には、ユン大統領がこれで弾劾されて政権交代ってなって、また日韓関係悪くなったら悲しいなと。残念です、僕的には」と締めくくった。