恐怖の帝王スティーヴン・キング、作家50周年を前に王道のSF巨弾が待望の邦訳!『異能機関』ほか
作家生活50周年を前に放つ、らしさ満載の痛快作
異能の少年少女を拉致する謎の機関〈研究所〉。
彼らは子供たちの超能力を利用して何を企図しているのか。
冷酷なるくびきから逃れるため、少年は知恵をめぐらせる。
一流大学MITの入学内定を勝ち取ったルークだが、ある夜、3人の不審な男女が眠る彼をかどわかす。目覚めたルークが見たのは、自分の部屋そっくりにしつらえられているが、何かが違う一室だった。扉の外は自宅とは似ても似つかぬ、古びた大きな施設。そこには様々な少年少女が拉致され、自室と似た部屋を与えられて戸惑いながら暮らしていた。
目的も知れぬこの〈研究所〉で、残忍なスタッフや医師に、気分の悪くなる注射や暴力的な検査を繰り返される少年少女たち。彼らの共通点は「テレキネシス」か「テレパシー」の超能力を持っていることだった。
ルークは黒人少女カリーシャ、反抗的な少年ニック、幼く泣き虫だが強いテレパシーをもつ男の子エイヴァリーらと知り合うが、一定期間検査を受けた子供はひとり、またひとりと〈研究所〉の別棟〈バックハーフ〉へ連れ去られ、決して帰ってこないのだった。ルークはこの不穏な施設からの逃亡計画を温めはじめる――。
くわしく見る
発売ラインナップ (2023/6/25~2023/7/1)
発売日のリンクをクリックするとGoogleカレンダーの登録画面が表示されます

ドナルド・キーンが知りたければ、その作品と直に向きあうほかない。晩年の20年を伴走してきた翻訳者による、初の評伝と作品論。

恐怖の帝王、王道のSFホラー巨弾! 超能力少年少女を拉致する謎の〈研究所〉。天才少年ルークはこの秘密機関から逃れられるのか?

秘密機関の目的が徐々に明らかに。冷酷な女所長たちが逃亡するルークを追う一方、超能力少年少女らは力を合わせて巨悪に戦いを挑む!

関西地方の大学に通う三和穂乃香18歳。古墳研究会が心安らぐ、自分の居場所。…だったけど、恋に友情に、心ざわついて…?

17歳で喜劇役者の石井均に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇へ。ヘレン夫人との出会い、歴代総理との交流など秘話満載。

修学旅行で東京を訪れた高校生たちの小さな冒険。ささやかな会話と出来事から、生の輝きが浮かび上がる傑作中編。