本の話WEB
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今こそ読みたい、無私の人、潔い人、天晴れな人――“美しく生きた日本人”73人の秘話! 『美しい日本人』(文藝春秋編)
『美しい日本人』(文藝春秋編) 明治以来、日本には、無私の人、潔い人、天晴れな人──、ひと言で言うと「美しい日本人」が数多くいました。 …
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『投身』刊行に寄せて 『投身』(白石 一文)
『投身』(白石 一文) ここ数年、千枚(四百字詰め原稿用紙)を超える長編を三作、立て続けに書き、短いものは一本も書かなかった。 私は長編…
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作家の羽休み――「第77回:鳩との闘い①」
現在、私は都内に仕事場を構えています。 ここに引っ越す前は、10年近く大学の寮に暮らしていました。あまりに長く住み過ぎたせいで、一緒に入学…
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早くも重版決定! 奥田英朗さん『コメンテーター』に全国の書店員さんから熱い支持が集まっています。 『コメンテーター』(奥田 英朗)
直木賞を受賞した奥田英朗さんの〈伊良部シリーズ〉最新作『コメンテーター』が5月12日に発売されました。なんと17年ぶりとなる新…
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しをかくうま 文學界6月号
「文學界 6月号」(文藝春秋 編) 誰かいるのか?ヒは問う。返事はない。ヒの問いがヒの体の中でこだまする。誰かいるのか?誰かいるのか?…
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「とんでもない傑作」「惹き込まれて一気読み!」など、熱い感想が続々! 河野裕さんによる最高にポップなモダン・ファンタジー『愛されてんだと自覚しな』に全国の書店員さんから絶賛の声!① 『愛されてんだと自覚しな』(河野 裕)
『愛されてんだと自覚しな』(河野 裕) アニメ・映画化されたデビュー作「サクラダリセット」シリーズや、『いなくなれ、群青』から始…
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『噴怨鬼』刊行に寄せて 『噴怨鬼』(高橋 克彦)
『噴怨鬼』(高橋 克彦) ようやく刊行の暁となった『噴怨鬼』。去年の10月にしんぶん赤旗日曜版の連載を終え、それこそ首を長くして待ち望んでい…
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ジジイもババアも悩んでる場合じゃないぞ。人生はこれからだ! 『70歳からの人生相談』(毒蝮 三太夫)
『70歳からの人生相談』(毒蝮 三太夫) よお、調子はどうだい。 生きていればいろんなことがある。だけど、しかめっ面してたってしょうがない…
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発売目前! 白石一文、書き下ろし最新刊『投身』 冒頭を無料公開 『投身』(白石 一文)
『投身』(白石 一文) 1 店を出ると雨は上がり、空の真ん中に白い月が出ていた。 「あら、月」 見送りに出てきた順子ママが言う。 「ほ…
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生れてくる子の名前を考えつつ、町の揉め事に立ち向かう!?――『おやごころ』(畠中恵) Book Talk/最新作を語る
『おやごころ』(畠中 恵) お気楽者が親になり迎えた変化 畠中恵さんの人気時代小説「まんまこと」シリーズ。待望の新作では、主人公の麻…
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人間への深い洞察力と詩情にあふれた、新たなハードボイルド小説の誕生 『父を撃った12の銃弾』(ハンナ・ティンティ)
『父を撃った12の銃弾 上』(ハンナ・ティンティ) 『父を撃った12の銃弾 下』(ハンナ・ティンティ) 読み方としては邪道かもしれないが、二年ぶ…
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6月号の特集は〈警察小説最前線〉と〈松本清張賞発表〉。万城目学さんの感動野球小説一挙200枚も!
本日発売になった「オール讀物」6月号の特集は、〈警察小説最前線〉と〈第30回松本清張賞受賞作発表〉。警察小説の第一人者による読切や、社会…
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【速報】第10回「高校生直木賞」受賞作決定のお知らせ 高校生たちが選ぶ「今年の1冊」――熱い議論の結果は?
第10回高校生直木賞(同実行委員会主催、文部科学省ほか後援)の選考会が、5月21日13時より、千代田区紀尾井町の文藝春秋にて開催され、下記作品が…
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『イーロン・マスク』評伝、文藝春秋より9月12日に世界同時発売! 『イーロン・マスク』上・下(ウォルター・アイザックソン著 井口耕二訳)
『イーロン・マスク』上・下(ウォルター・アイザックソン著井口耕二訳) 世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』…
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徹底した悪のキャラクター「禿鷹」に、わたしが感情移入しなかった理由 『兇弾 禿鷹V』(逢坂 剛)
『兇弾禿鷹V』(逢坂 剛) 禿鷹のシリーズを書き始めたのは、一九九〇年代の末期に近いころ、つまり四半世紀も前のことだ。 それよりも…
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ウクライナ侵攻後の日本と世界を、驚くほど基礎から知るために!『池上彰の「世界そこからですか!?」』ほか
ニュースの謎を解く“そもそも解説”! 『池上彰の「世界そこからですか!?」』池上彰 ウクライナ侵攻後の世界は、今どうなってるの?な…
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ちっぽけな、でもかけがえのない人生が、宇江佐作品の中で輝き、読み継がれる 『蝦夷拾遺 たば風』(宇江佐 真理)
『蝦夷拾遺 たば風』(宇江佐 真理) 本作のサブタイトルは蝦夷拾遺。 作者自身のあとがきにあるように、「かつての北海道と何らかの関係のある…
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オール讀物新人賞応募締切直前企画 「小説家」デビューへの道~歴史時代短編書き方講座~ 2023年6月10日(土) Zoomウェビナー配信 ゲスト:三本雅彦(第97回オール讀物新人賞受賞者)
第103回オール讀物新人賞のWEB応募締切が6月20日(火)に迫っています。 そこで今回は、〆切まであと10日に迫る6月10日(土)に、第97回新人賞…
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現在の日本と日本人を見つめ直す『美しい日本人』ほか 【文春新書 5月のラインナップ】
現在の日本と日本人を見つめ直す『美しい日本人』文藝春秋編 明治以来、日本には数多くの、無私の人、潔い人、天晴れな人――、ひと言…
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これぞまさしく真正の青春小説 『青春とは、』(姫野 カオルコ)
『青春とは、』(姫野 カオルコ) 羨ましい。 この高校に通っている主人公たちが、である。 『青春とは、』の舞台は一九七〇年代半ば。滋賀県…
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それは誠 文學界6月号
「文學界 6月号」(文藝春秋 編) 修学旅行から帰った翌日のしかも土曜日に学校があるのはどうかと思うけど、僕だって特別な事情がなければ風邪で…
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祝!新刊発売。〈伊良部シリーズ〉の紹介マンガを公開! 『コメンテーター』(奥田 英朗)
直木賞も受賞した奥田英朗さんの〈伊良部シリーズ〉がついに復活!なんと17年ぶりとなる新刊『コメンテーター』の発売に合わせ、…
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阿部智里「八咫烏シリーズ」初公式記念グッズセット限定発売!
2023年4月21日(金)・22日(土)に、文春ギャラリー紀尾井町で開催された阿部智里「八咫烏シリーズ」展覧会。入場チケットはたちまち完…
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作家の羽休み――「第76回:展覧会無事終了&文庫版『烏百花 白百合の章』発売」
長らくお騒がせしておりました八咫烏シリーズ展覧会、先日『オール讀物』のグラビアにて簡易ルポも書かせて頂きまして、ようやく一段落…
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登録者数67万人のYouTuber・コウイチが繰り出した、読者の日常を搔き乱す『計画書』とは?
「この本には、仕掛けがある」--ものものしいコピーがおどる、漆しつ黒こくの帯と表紙。まさに「ブラック」な笑いで人気を博しているユー…
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直木賞受賞の人気シリーズ新作が17年ぶりに登場! 著者はなぜヒット作を封印し、なぜいま復活させたのか。 『コメンテーター』(奥田 英朗)
奥田英朗さんは2004年に『空中ブランコ』で直木賞を受賞。トンデモ精神科医・伊良部一郎が暴走するこの作品は、〈伊良部シリーズ〉として累計…
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郄見澤俊彦さんの神田明神とのコラボが話題に! 文芸誌の最新トークも好調。 「本の話」ポッドキャスト
新年度、新学期を迎えて気分や環境も一新の4月は、あっという間に時間が過ぎていったことでしょう。そんな中でも「本の話」ポッドキャストでは、エン…
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【世界の百均企業・ダイソー】矢野博丈 創業者(ファウンダー)「将来を怖がる力」 が生んだ“百均”サクセスストーリー 『逆境経営』(樽谷 哲也)
『逆境経営』(樽谷 哲也) 文春新書の新刊『逆境経営』(税込・1,155円)は、グローバリズムの波に翻弄される日本社会にあって、実直に、そし…
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アメリカ人の著者が全篇日本語で書いた、ユニークな青春小説『こんばんは、太陽の塔』 『こんばんは、太陽の塔』(マーニー・ジョレンビー)
マーニー・ジョレンビーさんの新刊『こんばんは、太陽の塔』は、傷を抱えた若いアメリカ人女性が慣れない大阪の地で自らの進む道を…
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住野よる『恋とそれとあと全部』を読んでしおりを作ろう! 早稲田大学出版サークル「ザ・ワセダ・ガーディアン」特別企画スタート! 『恋とそれとあと全部』(住野 よる)
住野よるさんの大人気作品『恋とそれとあと全部』について、読んだ方々から、大きな反響をいただきました。そして、この作品を読んでくれた大学生たち…