WHO総会閉幕 外交部「台湾支持の声、国際社会で高まり」

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(台北中央社)世界保健機関(WHO)の年次総会がスイス・ジュネーブで現地時間30日、閉幕した。外交部(外務省)は台湾時間31日の報道資料で、台湾のオブザーバー参加を求める声は国際社会からより広く、強い支持を得たとし、台湾への支持を表明した国や他国の政府要人、国会議員らに「深い感謝」を表明した。

外交部によれば、世界100近くの国、1万人余りの行政機関の要人、国会議員らがWHOやそれ以外の場で台湾を支持する立場を示した。

今年のWHO総会では、外交関係を有する12カ国の他、日本や米国、カナダ、オーストラリア、欧州諸国などからも支持が寄せられ、エストニアが初めて台湾に言及した。また、現地を訪れた薛瑞元(せつずいげん)衛生福利部長(保健相)が国際記者会見を開いたり、他国の代表と会談を行ったりした。

外交部は「中国こそがWHOに圧力を加え台湾を排除している元凶」だと指摘。台湾の民主主義によって選ばれた政府こそが国際機関で台湾の国民を代表することができるとし、中国に台湾を支持する国際社会の声を無視しないよう求めた。

台湾は2009年からWHO総会にオブザーバー参加していたが、17年以降は中国の反対で招かれておらず、参加が認められなかったのは7年連続となった。

(黄雅詩/編集:楊千慧)