レンタカーのナンバーには「わ」以外もあるってホント?地域独特の理由に納得
車のナンバーに割り当てられる平仮名には何がある?
ナンバープレートには「12-34」といった一連指定番号や、「品川」「練馬」「世田谷」などの地域名、その横の「300」「330」などの分類番号が記載されています。
さらに左下には平仮名が1文字書かれており、「自家用」や「業務用」など、用途や車種によって記載される文字が異なります。
たとえば、自家用に対して使用される平仮名は以下のとおり。
自家用の普通車の場合は「さ~ろ」までの29文字、軽自動車の場合は「あ~を」までの39文字が使用されています。
レンタカーといえば「わ」ナンバー
レンタカーであれば、ナンバー左下の平仮名に「わ」を用いることが一般的です。これは”貸渡用の車両”であることを示しており、レンタカー型のカーシェアリングサービスにおいても同様のナンバーとなっています。
ちなみに、カーリースもクルマを借りるサービスですが、「わ」は存在しません。
カーリースは、レンタカーのように短期間で不特定多数が使用することはないからです。特定の契約者が長期間にわたって利用するため、車検証上の使用者の名義は、リース会社ではなく利用者になっています。
このような特徴から、カーリースでは通常のマイカーと同じナンバーの種類が割り当てられ、希望ナンバーを取得することも可能です。
「わ」ナンバー以外のレンタカーも存在するってホント?
本題に戻りますが、レンタカーでは「わ」ナンバーがお馴染み。ほとんどの方が「わ」ナンバーのクルマを見れば『レンタカーだ』と判断できるでしょう。
しかし、実はレンタカーには「わ」以外の平仮名も存在します。それは「れ」です。
「れ」ナンバーを見かけることが多いのは、北海道や長野県、沖縄県などの人気観光地。これらの地域ではレンタカーの台数が多く、「わ」ナンバーの発行も多くなります。そして登録車両が増えるにつれて「わ」が枯渇し、「れ」へ移行しているのです。
2015年内閣府沖縄総合事務局は、小型乗用車(5ナンバー)の「わ」ナンバーが枯渇したため、「れ」ナンバーを使用することを発表しています。
もともと「れ」ナンバーだった地域がある?
しかし北海道は少し特別で、1990年代までレンタカーでは「れ」ナンバーが使用されていたようです。
筆者地元のレンタカー事業者に聞いてみると、「かつて北海道では、レンタカーにおいて『わ』ではなく『れ』ナンバーが使用されていました。はっきりとした理由は分かりませんが、本庁から”レンタカーでは『わ』を使う”という旨の文書が送られてきた際、文字が不鮮明で『れ』と読み間違えたという説があります。」とのこと。
真偽のほどは定かでないようですが、「わ」を「れ」と読み間違えたため、北海道のレンタカーでは「れ」ナンバーが使われるようになったという噂もあるようです。
ちなみに、1990年代後半には全国に合わせる形で北海道も「わ」ナンバーに統一されましたが、その後札幌では「わ」が枯渇し、2013年に再び「れ」ナンバーが復活しています。
前述の地域以外にも、長崎県や鹿児島県などでも「れ」ナンバーが使われているレンタカーがあるようです。観光する際は、レンタカーのナンバーをチェックしてみると面白いかもしれませんね。
