日本のグループリーグ突破の確率が低下【写真:ロイター】

写真拡大

大会前の16強進出確率は「34%」 コスタリア戦黒星により大幅に下落

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク24位)は現地時間27日、カタール・ワールドカップ(W杯)第2戦でコスタリカ代表(同31位)と対戦し、0-1で敗れた。

 相手を枠内シュート1本に抑え込んだものの、その1本で痛恨の敗戦を喫する形となり、海外メディアは「勝つのに1本のシュートで十分だった」「唯一の枠内シュートで日本撃破」と伝えている。

 第1戦では日本がドイツ代表に2-1と大金星を飾った一方、コスタリカはスペイン代表に0-7と大敗。そのなかで迎えた第2戦で日本は先発メンバー5人を変更。MF堂安律(フライブルク)が初先発、DF山根視来(川崎フロンターレ)、MF守田英正(スポルティング)、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)、FW上田綺世(セルクル・ブルージュ)が初出場初先発となった。

 試合は後半途中まで0-0のまま推移。しかし後半36分、日本の自陣でミスからボールを拾われ、DFケイセル・フレールが左足のふわりとしたシュートを打たれる。GK権田修一が反応して触ったものの、ボールはそのまま吸い込まれた。

 0-1で敗れた日本はこれで1勝1敗とったなか、アメリカの統計サイト「Five Thirty Eight」がコスタリカ戦直後にグループリーグ突破の可能性を算出した。大会前の時点で日本の16強進出確率は「34%」となっていたなか、初戦でドイツに2-1の金星を挙げて「75%」へ急上昇し、コスタリカ戦の敗戦により「29%」へ暴落している。

 森保ジャパンはグループリーグ突破を懸け、現地時間12月1日(日本時間2日4時)の第3戦でスペインと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)