台湾の漫画家を北九州市に派遣へ  文化部、台日の漫画文化交流深化を図る

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(台北中央社)文化部(文化省)は台湾の漫画家の国際的視野を養うため、漫画家2人を今年11月から12月までの1カ月間、福岡県北九州市に派遣する。漫画家は公募で選ぶ。派遣された2人は現地に滞在して制作活動を行い、現地に関連する絵5点を北九州市に寄贈する。文化部は台日の漫画文化交流を深化させたいとしている。

同部が12日発表した報道資料によると、今回の滞在制作事業は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターと北九州市による1年半以上の協議を経て、今年5月に覚書を結んだ。

漫画家を数多く輩出している北九州市は漫画で地域おこしを図っている。2012年に北九州市漫画ミュージアムが開館したほか、2014年からは漫画やアニメ、ゲームなどをテーマにしたイベント「KPF」(北九州ポップカルチャーフェスティバル)を開催し、ポップカルチャーの街としての魅力を発信している。

文化部は2019年に初めて台湾の漫画賞「ゴールデン・コミック・アワード」(金漫奨)の受賞者や優秀作品を率いて北九州国際漫画祭に参加したほか、昨年には同賞関連のリモート座談会に北九州市漫画ミュージアムの田中時彦館長を招くなど、北九州市との漫画交流を進めていた。

漫画家の公募の受け付けは来月10日まで。選ばれた漫画家は滞在中、創作活動に従事する他、KPFへの参加や北九州市漫画ミュージアムなど文化施設への訪問を行う予定。

(王宝児/編集:名切千絵)