中国がライバル視する国と言えば、米国を筆頭に日本やインドなどが含まれ、これらの国に対して中国は常に強い警戒感を持っている。しかし、中国メディアの騰訊はこのほど、「日米印のほかに警戒すべき国がある」との軍事専門家の見方を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国がライバル視する国と言えば、米国を筆頭に日本やインドなどが含まれ、これらの国に対して中国は常に強い警戒感を持っている。しかし、中国メディアの騰訊はこのほど、「日米印のほかに警戒すべき国がある」との軍事専門家の見方を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、インドについて「能力はまだ高くないが野心は強い国」だと主張した。インドの軍需産業は遅れているものの、多くの武器を米国やロシアから購入しているのでその軍事力は決して低くはないとしている。しかし、最近の新型コロナウイルスの感染拡大で経済が低迷し、野心を支えるのが難しくなっているので、今はそれほどの脅威ではないという。

 日本については、特に海上戦力が非常に強く、驚くべき速さで造船でき、あっという間にヘリ空母を建造したことは注目に値すると伝えた。また、世界第3位の経済大国であり、経済面での実力も侮れないという。しかし、敗戦国の日本はずっと米国のコントロール下にあるので、自分からは何もできず大きな脅威ではないとした。

 では、日印のほかに中国が警戒すべき国とはどこだろうか。中国の軍事評論家・張召忠氏は「実力がかなり過小評価されている英国だ」と主張した。かつての「太陽の沈まない国」である英国は、今では多くの人からあまり注目されなくなったとはいえ、進歩が止まったわけではないと指摘し、実際には今でもそのソフトパワーや工業面での実力は相当なものだと説明した。

 その一例として、英国が空母クイーン・エリザベスを中心とする空母打撃群をインド太平洋地域に派遣したことを挙げ、しかも2隻の軍艦を常駐させる予定だと伝えた。英国は米国の支持を得ていることも見逃せず、英国のこれらの動きは中国にとって「危険なシグナル」であると主張し、「強く警戒すべきだ」と記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)