セガの「龍が如く」がアメリカの製作会社の手で再び実写映画化

2020年9月24日(現地時間)、アメリカのエンタメ系メディア「Variety」が、セガの人気ゲーム「龍が如く」の実写映画が製作される予定だと報じました。

同メディアによると、本作は1212 EntertainmentとWild Sheep Contentというアメリカの製作会社2社とのタッグで作られるとのこと。1212 Entertainmentは、ギレルモ・デル・トロが脚本を担当した「スケアリーストーリーズ 怖い本」を手掛けており、Wild Sheep Contentも、Netflixで人気の本格スリラー「ザ レイン」など人気コンテンツに関わってきました。

まだ脚本家が決まっていないなどプロジェクトは初期段階。そのため、登場人物やストーリーなどの詳細は一切不明です。ただ、1212 Entertainmentが「桐生一馬の伝説には、映画的な魅力がある」とコメントを出しているので、主人公は桐生一馬なのかもしれません。

過去には、桐生一馬の青春時代を描いた船木誠勝主演の「龍が如く 〜序章〜」(ゲームのプロモーション用としてに作られた実写作品)や、鬼才・三池崇史監督による「龍が如く 劇場版」(2007年公開)がありました。後者は桐生一馬を北村一輝、真島吾朗を岸谷五朗が演じ、「龍が如く」のプロデューサーである名越稔洋氏も出演していました。

はたして日本ならではのエッセンスを持つ「龍が如く」を、アメリカの製作チームがどのように実写化するのか注目です。海外映画でよくある「勘違い日本」にならなければいいのですが……。

Source:Variety

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