揺れの体感を半減させるAI、大林組など開発
ラボロエーアイのエンジニアが約2万回のシミュレーションを実施。その後、その結果を大林組技術研究所(東京都清瀬市)内にある橋の制御システムに転用し、実際に人が歩いた時の振動を比較した。
実験では、居住性能を示す値が従来のAMDによる最適制御と比べて、深層強化学習によるAIモデルの場合で約半分を示した。また同実験でAIが対象物の反応に合わせて、自ら最適な動きを学習する「リアルタイム制御」にも成功した。
振動制御は、公共交通機関内の快適性向上や、製造機器の不良品の低減などの技術転用が期待される。またリアルタイム制御は製造ロボットやプラントなどへの展開が見込める。
同社は今後、こうした国内産業の本業へのAI活用に注力。まずは大きな効果が期待できるグローバルニッチトップ企業へ普及し、イノベーション創出を目指す。
