旅館やちょっと古い設計のホテルに行くと、和室でも窓際にイスとテーブルが置かれた「謎の空間」があります。あれは「広縁(ひろえん)」と呼ばれるもので、外廊下で部屋をつないでいたころの名残で、内廊下ができると部屋ごとのスペースとして区切られ今の形になりました。あのスペースが好きだというアーティストのMozuさんがミニチュアで「こびとの旅館」として再現、そのメイキングも公開しています。



メイキング映像はコレ。

Mozu ミニチュア作品『こびとの旅館』Miniature Japanese travellers' inn - YouTube

広縁の中に設置された冷蔵庫は、扉を開けるとライトがつくという本物の冷蔵庫と同じ仕様。



金庫も開閉可能。1つの面が指先ほどのサイズです。



トランプはそれより小さいので、カード1枚1枚は爪よりも小さいぐらい。



「スピード」をプレイ中のところでしょうか。並べられている一円玉にむしろ違和感を感じます。



ピンセットで細かく組んでいるのは……



障子でした。



枠組みが完成。



天井には板を並べています。



部屋の内側から見ると本当に天井を見上げているような感じ。



一円玉との比較などもあってミニチュアであることはわかっているのですが、それでも離れたところから見たサイズで「これぐらいの大きさなのか……」と驚かされます。



iPadを置くことで、窓の外に見える風景は自由に変更可能。



「富士山の見える部屋」



「海中部屋」



いろんな部屋を演出することができます



なお、メイキングの中でも触れられていますが、Mozuさんは以前「こびとの階段」を作った人物でもあります。見た目だけではなく、本当に階段を上がっていくことが可能で、上がったところにある部屋の扉まで作られています。